出版社内容情報
スターリン時代の旧ソ連.10歳のサーシャは幼いころから少年団ピオネールに入るのを夢見てきた.ところが入団式の前夜,父親が秘密警察に逮捕されてしまう.学校ではある事件がおき,生徒たちは「犯人だと思う人」の名を書かされる.独裁,密告社会の怖さをえぐりだしたイラスト満載のフィクション.ニューベリー賞オナーに選ばれた注目作.
内容説明
あこがれの父さんが突然、逮捕された。絶対だと信じていたものが、こわれていく―。2012年ニューベリー賞オナーブックに選ばれた。
著者等紹介
イェルチン,ユージン[イェルチン,ユージン] [Yelchin,Eugene]
1956年生まれ。ソ連のレニングラード(現サンクトペテルブルク)で育つ。レニングラード大学で舞台芸術を学んだあと、舞台美術家として活動するが、1983年アメリカに移住。現在、ロサンゼルスを拠点とするロシア系ユダヤ人画家として活動。2010年には、ユダヤ民話の絵本『Breslovのオンドリ王子』(未邦訳)で、全米ユダヤ図書賞を受賞。初の児童文学作品となる『スターリンの鼻が落っこちた』は、2012年のニューベリー賞オナーブックに選ばれた
若林千鶴[ワカバヤシチズル]
1954年大阪市生まれ。大阪教育大学大学院修了。31年間、公立中学校で、国語科と図書館を担当。集団読書や「楽しく読んで考える読書」を中心に指導と実践し2012年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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