リーコとオスカーと幸せなどろぼう石

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  • サイズ A5判/ページ数 346p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784001156560
  • NDC分類 K943
  • Cコード C8097

出版社内容情報

リーコとオスカーの物語,三部作完結編.変わり者のフィッツケさんが心臓発作で亡くなった.「石のコレクションをリーコにゆずる」と遺言をのこして.ところが葬儀の晩,フィッツケさんが大切にしていた石が盗まれてしまい,リーコとオスカーは手がかりを追ってバルト海へ.意外な展開,そして,みんなが幸せになる最終巻.

内容説明

変わり者のフィッツケさんが心臓発作で亡くなりました。「石のコレクションをリーコにゆずる」と遺言をのこして。ところが、お葬式の夜、フィッツケさんが大切にしていた石が盗まれてしまいます。リーコとオスカーは手がかりを追って、バルト海へ…シリーズの登場人物が総出演。幸せあふれる最終巻。ドイツで人気の三部作、感動のフィナーレ。

著者等紹介

シュタインヘーフェル,アンドレアス[シュタインヘーフェル,アンドレアス][Steinh¨ofel,Andreas]
1962年生まれ。ドイツの児童文学作家。『リーコとオスカーともっと深い影』(岩波書店)で「ドイツ児童文学賞」をはじめ、数多くの賞を受賞。作家賞である「エーリヒ・ケストナー文学賞」を受賞し、現在もっとも期待される作家のひとりである。翻訳家としても活躍している。ヘッセン在住

森川弘子[モリカワヒロコ]
翻訳家

シェッソウ,ペーター[シェッソウ,ペーター][Sch¨ossow,Peter]
1953年生まれ。ドイツで最も高名なイラストレーターのひとり。ハンブルク造形大学で学び、おもに雑誌『シュピーゲル』、『シュテルン』ならびにインターネット上の雑誌『マウス通信』で活躍中。絵本作家としても評価が高く、2006年度ドイツ児童文学賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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rie

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3部作の完結編だからか、ミステリーの要素以上にリーコとオスカーそれぞれが抱える親子の問題や〈ディーフェ93〉の住人たちの人間模様にスポットが当たっていたのが印象的だった。行動範囲の拡大とともにリーコの成長がはっきりと感じ取れたのも大満足。2015/01/28

北折紗

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ベルリンの街を思い浮かべながら。2013/08/24

四折

0
幸せな完結を読んでとても嬉しくなった。1巻からママの深い愛情がリーコを守ってきたけれど、オスカーやポルシェ、そして思いがけず再会した友人とともに、リーコが自らの決意で行動を起こした3巻は、本当にこれまでの友情と成長の結果が現れていてよかった。正面きっての友だちの喧嘩にはドキドキしたし、血の繋がりがあろうとなかろうと家族の形は様々だった。これからも深い才能を持ったリーコと高い才能を持ったオスカーには困難があるだろうが(そしてそれは描かれないが)、乗り切っていけるだろうと信じられる話だった。2012/09/16

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