内容説明
冬の港―ウーヴェとヨッヘン、小さな女の子カトリンは、船長の子犬ボーツマンを連れだし、氷の原っぱで遊びます。ところが、足もとの氷が割れて…子どもたちと子犬の勇気あふれる物語。半世紀を経てよみがえる、旧東ドイツの名作。
著者等紹介
プルードラ,ベンノー[プルードラ,ベンノー][Pludra,Benno]
1925‐。ドレスデン北方のミュッケンベルク(旧東ドイツ)生まれ。ハンブルクの商船学校を卒業し、商船の船員となる。戦後は文学・歴史・美術史などを学び、教員、ジャーナリストを経て、1951年から子どもの本を書き始める。子どもの心を詩情豊かに伝える作品は、当時から西ドイツでも高い評価を受けた。1992年に『マイカのこうのとり』でドイツ児童文学賞を受賞。2004年にはそれまでのすべての業績に対し、同賞の特別賞(作家賞)が贈られている
クレムケ,ヴェルナー[クレムケ,ヴェルナー][Klemke,Werner]
1917‐1994。ベルリン(旧東ドイツ)生まれ。戦前はアニメーターとして、戦後は画家、イラストレーターとして、舞台美術や衣装、デザインなど、幅広く活躍。子どもの本の仕事を大切にしながら、娯楽雑誌(Das Magazin)の表紙を1955年から1990年まで毎月描いていたことでも知られる
上田真而子[ウエダマニコ]
1930年生まれ。京都ドイツ文化センター勤務の後、児童文学の翻訳を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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