クローディアの秘密・ほんとうはひとつの話

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クローディアの秘密・ほんとうはひとつの話

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  • サイズ B6判/ページ数 311p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784001155914
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8397

出版社内容情報

メトロポリタン美術館に家出をした少女の冒険を描いた『クローディアの秘密』は,ニューベリー賞に輝いた代表作.子どもたちが敏感に感じとった人生の真実を綴る短編集(4話)を併録.〔解説・斎藤次郎〕

内容説明

『クローディアの秘密』は、1967年に出版され、この年のニューベリー賞を受賞しました。クローディアは小金をためこんでいる弟ジェイミーを誘って、家出を敢行することになりました。といっても、都会っ子のクローディアは、山や海辺で野宿するような「むかし式」の家出なんかいやでした。それで、ニューヨークはマンハッタンのどまん中、メトロポリタン美術館に忍びこむことにします。美術館がわずか225ドルで落札した天使像のなぞをさぐるうち、ついにキンケイド姉弟は、重大な秘密を手に入れます。この天使像はミケランジェロの初期の作品に違いない!もしもそれが証明できたら、大変なことになります。二人は有り金はたいて、天使像のもとの所有者、フランクワイラー夫人をたずねたのでした。『ほんとうはひとつの話』は、1971年、5冊目の本として出版されたカニグズバーグにしてはめずらしい短編集。4つの作品は主人公も雰囲気もみんなバラバラで、どうして「ほんとうはひとつの話」なのか、首をかしげたくなるかも知れません。けれどもくりかえし読むうちに、「あっ、そうか」という発見があるはずです。

著者等紹介

カニグズバーグ,E.L.[カニグズバーグ,E.L.][Konigsburg,E.L.]
1930年、ニューヨーク生まれ。ピッツバーグの大学院で化学を専攻。1967年、はじめて出版した2作品『クローディアの秘密』『魔女ジェニファとわたし』がニューベリー賞を競う。以来、おもに思春期の子どもたちの現実を映し出した意欲作を発表しつづけ、現代のアメリカ児童文学を代表する作家として活躍する。1996年『ティーパーティーの謎』で2度目のニューベリー賞を受賞。現在、フロリダ在住

松永ふみ子[マツナガフミコ]
1924‐87。翻訳家。慶応大学図書館情報学科卒業。ローソン『うさぎが丘』のほか、カニグズバーグの翻訳を数多く手がけた
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1039kuri

8
「クローディア〜」は、数十年前、本書の主人公クローディアと同じ年頃に読み、とても楽しかった。「私って両親や家族から不当に扱われてない?弟たちと待遇が違う!」という不満から、NY郊外の自宅からスクールバス不降→地下鉄でマンハッタンへ、そしてユニークな家出の目的地へ。計画的でぬかりのないクローディアは、弟達のうち最もお金持ちのジェイミーを家出の相棒にしたが、家出中の二人の大人びた物言いやケンカ腰ぶりに笑う。最後のツイストは、大人になった今の方がピンと来たかも。「ほんとうは〜」の方は初読み。ややダークでナイス。2020/08/16

らびぞう

6
クローディアには、3人の弟がいる。一番上と言うことで、何かにつけ、不満を感じるクローディア。「家出をしよう」それも、あるところから逃げ出すのではなく、あるところに逃げ込む、そんな家出の場所に選んだのは、ニューヨークにあるメトロポリタン美術館!それだけで、魅力を感じるが、ミケロンジャロの天使像の秘密を一緒に家出した弟、ジェイミーと調べる、ワクワクする冒険物語。それに、4つの短編集の「ほんとうはひとつの話」がある。その中のデブ・キャンプは、ちょっとファンタジー。どの物語の挿絵もステキで、物語を引き立てる。2018/03/25

なま

6
1967年ニューベリー賞受賞作。「クローディアの秘密」は12歳にひと月足りないオール5のクローディアが、金銭感覚とラジオを持ってる弟を味方につけて家出をする。家出計画先にメトロポリタン美術館を選ぶセンスも素敵ですが、偶然見かけた天使の像の謎を解き明かす事に好奇心をそそられ次々と兄弟でミケランジェロの謎を追う。知的なグーニーズを思わせる結末と、結末後のフランクワイラーの手紙に「えぇ?!そういう事?」と度肝を抜かれる。「本当はひとつの話」4話も収録。2017/05/15

joyjoy

5
「ほんとうは…」のほうを読んでみたくて借りる。4編とも、自分以外の人の視点に気づいてハッとした瞬間が見事に描かれていて、主人公とともにドキッとしたり、視界が開けたように感じたり。それぞれちがう画家によるイラストも各話に合っていてすてき。 クローディアは再読。クローディアと弟ジェイミーとのやり取りが微笑ましく楽しい。ふたりがチームになった瞬間の描写も好きだ。フランクワイラー夫人「うちがわに入っているものをたっぷりと膨らませて、何にでも触れさせる日もなくちゃ」という知識(勉強)についての話も印象深い。2021/03/22

さえきかずひこ

5
作家というのは観察力があるもので、子供が子供らしく、そしてすこし背伸びするところ、時折見せる鋭さのようなものまできちんと書いていて素晴らしい。あまりに著名なカニグズバーグのなまえはもちろん知っていたけれど、読むのは初めて。36歳のおっさんが読むのはどうかとも思ったのだけれど、なかなか巧みで飽きさせない物語たちだった。2017/06/04

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