マディガンのファンタジア〈下〉未来への綱わたり

マーヒー，マーガレット【作】〈Ｍａｈｙ，Ｍａｒｇａｒｅｔ〉/山田 順子【訳】/佐竹 美保【絵】

岩波書店（2008/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 326p／高さ 20cm
• 商品コード 9784001155884
• NDC分類 K933
• Cコード C8097

内容説明

“マディガンのファンタジア”は、科学者の街で手に入れたソーラー・コンバーターを無事ソリスへ持ち帰ることができるのか。不思議なできごと、恐ろしい事件が一座の行く手をはばむ。ガーランドは命がけで、邪悪なふたりの男たちから謎の三人きょうだいを守ろうとするが、しだいに、その正体が明らかになっていく―。使命を果たすための旅と、タイムトラベルがからみあう、ふたつの冒険の物語。

著者等紹介

マーヒー，マーガレット［マーヒー，マーガレット］［Ｍａｈｙ，Ｍａｒｇａｒｅｔ］
１９３６年生まれ。ニュージーランドの児童文学作家。図書館司書として働きながら子どもの本を書きはじめ、１９８０年より文筆に専念。言葉と物語への深い愛情、持ち前の豊かな想像力で、精力的な創作活動をつづけている。作品は、絵本、幼年文学からヤングアダルト小説までと幅広く、『足音がやってくる』『めざめれば魔女』（岩波書店）でカーネギー賞を２度受賞するなど、国内外で多くの受賞歴をもつ。２００６年には、これまでの業績に対して国際アンデルセン賞・作家賞が贈られた

山田順子［ヤマダジュンコ］
１９４８年福岡県生まれ。立教大学社会学部卒業。英米文学翻訳家として、児童書からＳＦ、ミステリーまで幅広い分野で活躍

佐竹美保［サタケミホ］
１９５７年富山県生まれ。デザイン科卒業後上京。雑誌「奇想天外」の仕事を皮切りに、イラストレーターとして活躍。ＳＦ、ファンタジー、児童書の分野で数多くの挿画を手がける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[そら@真面目にダイエット中]

後半にいくにつれて、段々とごちゃごちゃ込み入ってくるので、「え？なんでそうなったの？」というような、ちょっとわかりにくい部分もあります。が、冒険するという感覚は濃いので、ハラハラドキドキ感は楽しめました。

2011/06/03

[つきと]

上巻に比べ雑に感じた。なんだかチグハグ。キャラクタの反応も奇妙。もう少し深みが欲しかったし、ガーランドとタイモンの関係が希薄過ぎてラストに感動できない。母娘間の葛藤や苛立ちの描写の見事さはさすがだった。

2009/10/23

[psy]

流石マーヒー。読ませる力アリ。けどまあ、やっぱ私は個人的に、児童書のSFはちょっとニガテかなーと。ジブリとかで上質のアニメにしたらイイ感じかもとか思ってましたら、TVシリーズだったとか。そんな感じ？　そういえば、ラストは時かけかと。（古い？(^^ゞ）

2014/08/08

[さくら🌸]

上に比べると飽きずに読めた。

2008/10/22

[☆アリス☆]

色合いが綺麗^^ お話もなかなかw