出版社内容情報
イップとヤネケは,お隣どうしで,大の仲よし.垣根の穴から行き来して,今日も二人で,朝から晩まで遊びます.オランダの国際アンデルセン賞作家による,素朴で楽しいお話.影絵のようなイラストが印象的.
内容説明
イップとヤネケは、おとなりどうしで、大の仲よし。生垣のすきまから行き来して、遊びます。オランダで大人気!国際アンデルセン賞作家の代表作。
著者等紹介
西村由美[ニシムラユミ]
東京外国語大学英米語学科卒業。1984~86年、オランダに在住。帰国後は、外務省研修所などでオランダ語を教えながら、オランダ語作品の翻訳に携わる
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感想・レビュー
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annzuhime
39
島外の図書館から取り寄せ。オランダの子供部屋に必ずあるという児童書。男の子のイップと女の子のヤケネ。2人の日常を描いた短編集。何気ないことでも楽しみ、ちょっとケンカしながらまた一緒に遊ぶ。ほのぼのとした気持ちで読みました。影絵で描かれた挿絵がとても良いですね。小学4年生の長女も読みました。CASA BRUTUSの大人も深読みしたいこどもの本100。2024/02/11
mntmt
19
すっごい良かった!読み終わるのがもったいなかった。図書館の本なので、自分用に購入決定!きっと、読むたびに、イップとヤッケに癒される。オランダの児童書、「イップとヤッケ」一巻から五巻の中から42編を選んで一冊にまとめたそうなんだけど、全部訳して欲しいな〜。岩波書店さん、お願いします!2015/08/25
ぱせり
14
子育てが終わった私には、二人が引き起こしてくれるあれやこれやが楽しくて楽しくてしょうがない。オランダの子どものいる暮らしの一部をあちこちから覗くような楽しみも魅力的。子どもたちを見守る親たちの機知にとんだおおらかさが素敵。そういう全部が合わさって平和な喜ばしい世界が出来上がっているんだな、と思う。 2014/09/13
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
オランダでは定番の物語。イップ(男の子)とお隣の家に引っ越してきたヤネケ(女の子)は仲良くいつも一緒にあそびます。短編42編。『 イップとヤネケはいっしょにあそびます / しっぽのイップ / お人形のヤンスは病気 / おじいちゃんにリンゴを / ヤネケはかぜをひいてます / イップは先生 / 散歩のきらいなシーピー / 種まき / 鳥の巣とたまご / 子犬と帰ってきたふたり / かくれんぼ / 庭のハリネズミ / 初もののイチゴ / 子ヒツジのモコモコちゃん / 船に乗って / シーピーの赤ちゃん →2022/01/07
みー
9
再読。児童書短編を探す過程で・・懐かしいなー。子供に読み聞かせしていました。いつ読んでも、ほっこり。イップとヤネケの日々が本当に微笑ましくて可愛い♡イップとヤネケの両親の子育ても素敵。2017/05/29