出版社内容情報
自分が死んでも,何百年かたったとき,きっと世の中に役立つはずだ―六本木,汐留,品川などの変貌からわが子の成長まで,視点を変えずに28万枚を撮影した名物カメラマンが,記録写真の大切さを説く.
内容説明
写真の価値は記録だ―町並みの変貌からわが子の成長まで、28万枚の写真を撮影した名物カメラマンが熱く語る。
著者等紹介
富岡畦草[トミオカケイソウ]
1926年三重県生まれ。本名は好市。1948年に上京し、日刊スポーツ新聞社写真部に勤務。1951年より人事院に勤務し、各省庁関連の広報写真を撮影する。定点観測式撮影法(定点撮影)という発想で記録写真を実践し、わが子の成長を記録した写真で、1958年に日本写真協会賞新人賞受賞。教科書や学習参考書に写真を多数提供する。1987年の定年退職後も、生涯学習写真講座の講師などで活躍中。神奈川県藤沢市在住
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感想・レビュー
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椿
12
テレビで見たので気になって。50年前の同じ場所の景色、全然違うな~と感慨深い。もっと色々見てみたい。藤沢市在住ということにも親近感。他の本も見てみよう。作者は1926年生まれ。お元気で頑張っていただきたいなぁ。2016/08/25
らっそ
6
職業柄、貨物駅の変遷は気になる。品川インターシティ周辺は貨物ヤードや運河だったようだ。神田駅ガード下は、1959年と2012年頃までとでは大きく変わりない。上野東京ラインに関係する工事でキレイになってきたけど、神田の風情は残ってて欲しい。2016/04/01
黒川亜美奈
0
時代の変化や切なさ、人間の強さを感じる1冊です。2023/02/22