岩波フォト絵本
オリンピックのころの東京

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A4判/ページ数 56p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784001153545
  • NDC分類 K213
  • Cコード C8772

出版社内容情報

1964年のオリンピック大会直前,21歳の写真家がモノクロ写真に残した変貌中の光景も,40年ちかくたって見れば,ほとんどが失われた風景で,当時を知っている人にも,知らない人にもなつかしさを感じさせる.

内容説明

オリンピックが東京を変えた―若き写真家が撮り歩いた町、都電、トロリーバス、オート三輪が走る東京をモノクロ写真でふりかえる。

著者等紹介

川本三郎[カワモトサブロウ]
1944年東京生まれ。東京大学法学部卒業後、朝日新聞社勤務を経て、評論活動に入り、東京、映画、永井荷風などをテーマに執筆を続けている。現在、雑誌『東京人』の編集委員なども務める

春日昌昭[カスガマサアキ]
1943年東京生まれ。東京綜合写真専門学校本科・研究科卒業。1963~65年に東京を集中的に撮影し、1966年第3回準太陽賞を「浅草」で受賞。雑誌の仕事にたずさわり、森裕貴との共作で写真雑誌やデザイン雑誌に発表した作品も多い。東京綜合写真専門学校研究室長などを務める。1989年死去
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

57
50年前、東京オリンピックが開催されることで大きく変貌を遂げた東京の写真集。 川本三郎氏の解説に春日昌昭氏の写真。大通りを荷車と車が走る景色、都電、トロリーバス、オート三輪、映画看板や旧字体の店看板などとともに当時の人々が撮されている。その頃に東京で生活された方にはきっと懐かしい風景だと思う。モノクロの写真がとても美しい。図書館本。2016/02/16

nejipan

3
春日昌昭の写真がとても好きだ。進歩したいという気持ちと、消えていく寂しさ。あぁ、この頃の東京に行ってみたい。浅草松屋屋上の、土星型のスカイクルーザーという遊具がとても気になる。2013/05/09

TAGO

2
1964年10月開催の オリンピックに向けて 東京の町は至るところで工事中。 日本が欧米のように豊かになることが夢だった 多くの国民にとって 工事の騒音も活気と感じ 好ましく思っていたそう。 当時の東京の町のモノクロ写真を眺めていると やけに看板が目立つ。 看板の存在感がすごい。 そして映画のポスターには おどろおどろしい題名がチラホラ。 看板やポスターに書いてある 宣伝を読むだけでもかなり楽しめそうな フォトブックでした。2019/05/07

Norihiko Shr

2
昭和30年代の日本がここに2014/07/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1621008
  • ご注意事項

最近チェックした商品