出版社内容情報
かたつむりのマルゴは,ある日,お父さんとお母さんにさよならを言って,庭をぬけだし,冒険の旅へ.かえるの背にのったり,空き缶の舟で川を下ったりして,ついに広い海へ出ました.
内容説明
「にわの小さななかまたち」の主人公は、虫たちです。ただしこの庭は、「魔法の庭」というか、不思議な世界で、みつばちも、蚊も、かたつむりも、いもむしも、ほたるも、みんな言葉を持ち、なんだか人間のような暮らしをしています。作者は、あのウンガロのデザイナーをしていた人です。
著者等紹介
クリングス,アントゥーン[クリングス,アントゥーン][Krings,Antoon]
1962年生まれ。フランスの絵本作家。父はデンマーク人で、母はフランス人。グラフィック・アートを学んだのち、ウンガロのもとで4年間テキスタイル(布地)のデザインを手がけたという。1994年からスタートした「にわの小さななかまたち」シリーズは、人気を得て、すでに30冊を越え、アニメやCD‐ROMにもなっている
奥本大三郎[オクモトダイサブロウ]
1944年、大阪生まれ。フランス文学者であるとともに、随筆家、昆虫の採集家としても知られる。『ファーブル昆虫記』の全訳に情熱を注いでいる。読売文学賞を受賞した『虫の宇宙誌』をはじめ、著書多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
4
かたつむりのマルゴの冒険は、ゆ〜っくりゆっくり。庭の外のことが知りたくてたまらないマルゴは、ひょんなことから、海まで行ってしばらく暮らす。貝のみんなと暮らしたのだ。里心がつき、また帰ってくる。広い世界を知ったかたつむりというのが、いいんだな。2013/02/28
S&M
1
かたつむりがカラフルで可愛い。 読み終わってから、5歳・3歳の息子たち「途中、心臓がドキドキしたけど、助かって良かったねー」と、マルゴの旅を擬似体験したもよう。2013/06/08
とても甘い
0
・・・よく帰ってこれました2014/06/03
H.Kojima
0
カタツムリが冒険?!旅の先に行き着いたのは?!生態的な矛盾はあるので、お子さんに「何で?」とツッコミが入りそうな物語でした(^^;2011/09/21