出版社内容情報
ミス・ビアンカとバーナードの名コンビは,詩人救出のため南極大陸に向かいました.救出には成功したのですが,ふたりは雪あらしの南極にとりのこされてしまい,凍死寸前です.
内容説明
白ねずみのミス・ビアンカと勇敢な家ねずみバーナードの名コンビは、詩人救出のため南極大陸にむかいました。救出には成功したのですが、ふたりは雪嵐の南極にとりのこされて、凍死寸前。ぶじ生還できるでしょうか?動物ファンタジーの傑作。小学5、6年以上。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
74
もはやミス・ビアンカ&バーナードは、救出の冒険が南極までおよぶ。第1巻で救出することに成功したノルウェーの詩人が、今度は南極で遭難してしまう。このミッション(任務)の使者として、ニルスが再び登場。例のごとく任務は、なんの障害のなく完了したかに…… 。でも、ミス・ビアンカ&バーナードが、南極に取り残された。本シリーズ最大のピンチに陥ったしまったのだった。でも、なぜかホッキョクグマの親子に助けられる(南極なのに、どうしてホッキョクグマいるのだろう?)。 ……まぁ、いずれにせよ、今までになかった物語の展開です。2015/02/25
マッピー
14
今回のとらわれ人は、実はミス・ビアンカとバーナード。 南極に置き去りにされた詩人を救出しに行って、代わりに取り残されてしまったのだ。結局腹をくくったミス・ビアンカの言動が、自分たちを救うことになる。誰も彼らが南極にいることを知らないので、自力で脱出しなければならないという絶望的な状況の中、年をとって体力の衰えも感じつつ、気持ちで負けることのないミス・ビアンカがとても良い。2023/04/17
nagatori(ちゅり)。
3
愛らしいミス・ビアンカにも、そして頼れるバーナードにも、老いが見え隠れしはじめるのが少しだけ寂しい巻。でも相変わらずの冒険活劇です!皇帝ペンギンを「こいつめ!こいつめ!」とやっつけたくなります…最後の方の花輪のエピソードは、好きだなあ(♡ >ω< ♡)2015/02/12
みつき
2
よし、ミス・ビアンカシリーズはあと1冊! どんなラストになるんだろう。2015/11/15
kiriya shinichiro
1
文字通り、南極の冒険だった! 救出任務が大変なことに。たぶん南極じゃ二人ともすぐ死んじゃうと思うけど、なぜか無事に帰れてしまうのがこのシリーズのいいところ。ところで、大使はネズミが頻繁に出没する部屋でよく我慢してるな……。2016/08/07