出版社内容情報
著者はハチのふしぎな行動を追って,ついに母バチのすばらしい巣造りにであい,その謎をとく.青年の日にファーブルに魅せられた著者の生涯の研究が生きいきと語られる.話題は,ハチの習性や進化の問題にまでおよぶ.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ウララ
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『シロアリ―女王様その手がありましたか!』の流れで。主にカリバチの習性が書かれていて、ミチバチなどの集団生活を知りたかったので思っていたのと違った。が、穴を掘ってすを作るタイプから、泥をこねて瓶へ、そしてそれが合体した形で六角形の巣になる、というハチの進化がおもしろかった。2013/09/25
のん@絵本童話専門
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ボリューム多く、ゆっくり読んでいる時間が取れなかったのでざっと流し読み。またいつか読み直したい!ファーブルの昆虫記を読んでハチの研究をすることになった作者。作者の観察誌が詳しく説明されている。馴染みのないハチの種類も多い。そんな数多くのハチから、ハチの行動の目的、習性の比較、ハチの進化の過程を探っている。2024/02/24