出版社内容情報
小鬼を助けた木こりの夫婦は，お礼に願い事を3つかなえてやるといわれて，大よろこび．ところが，木こりがうっかり口にした一言でソーセージがあらわれ，大騒ぎになります．ユーモアたっぷりの民話絵本．
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP＠ehon.gohon
28
３つの願いがかなうとしたら、何を願いましょう。 類似のお話もいくつか知っていますが、トントンと幸せ富豪になっていく例はあまりないようです。 願いごとは、身の丈にあったものが良いということでしょうか。 この絵本のお話では、下手をすれば不幸になりかねない展開でした。 ３つ目の願いで、それを免れたということは、幸せなことかもしれません。 親しみの持てるお話でした。2021/09/24
クリームソーダ
23
読み聞かせ本。助けてくれたお礼に3つ願い事をかなえましょう。こういう展開、あるある。結局は元通り。でも面白いんだよなぁ。絵本が小さいから、どうかなと思ったけど、お話自体が面白いからか、皆ちゃんと聞いてくれました。2020/01/16
長くつしたのピッピ
21
1年生～3年生に読み聞かせ。タイトルを言っただけで早速「私だったらねー」や「俺だったらねー」とあれこれ3つの願い事を考え始める子ども達。読み進めていくと「なんで、食べ物欲しいって言わないの」と言い出し、きこりやおかみさんの文句を言う始末。自由すぎる子どもの発想に一緒に読んでいてとにかく楽しい気持ちになる。教訓めいた物もすっかり吹っ飛んでしまう。2020/11/14
遠い日
19
“三つの願い”のパターンのお話は、オチがわかっていても読んでみたいと思ってしまうのはなぜだろう。そして、愚かな願い事をする人間を憎めないのもなぜだろう。切実な三つ目の願いにくすくす。2016/07/20
ヒラP＠ehon.gohon
16
事業所で読み聞かせしました。2021/09/16
