出版社内容情報
動物園で生まれたライオンやキリンの赤ちゃんたちを愛らしく描いた「おりのなかのこども」,いさましいメンドリの話「めんどりと十ぱのあひるのこ」,わがままな子ネズミの話「ばかなこねずみ」の3編.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
18
「めんどりと十ぱのあひるのこ」の話。その立場にないので軽々なことは言えないが、やはり、生みの親より育ての親ではないか。その子に注いだ愛情の多寡で親は決まるような気がする。2019/12/15
遠い日
12
マルシャークの散文的な詩が、いい味わい。「おりのなかのこども」の中の、「どうぶつえんのすずめ」はたしろちさとさんの『すずめくんどこでごはんたべるの?』というタイトルで、先日読んだばかりだったので、元はこれだったのかと、読み比べの気分。「ばかなこねずみ」の溜めに溜めてのラストには、うっすら嫌な予感がしていただけに容赦ない現実のリアルに、息を呑む。2016/07/12
ツキノ
11
再読。石井桃子さんの訳・編によるもの。再読しても「ばかなこねずみ」にはハッとさせられる!2016/01/22
ペイトン
10
マルシャークを石井桃子さんが訳された絵本。読みやすくどうぶつへの愛情にあふれた絵本です。2015/11/09
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
ロシアのマルシャークの3編の詩『 おりのなかのこども / めんどりと十ぱのあひるのこ / ばかなこねずみ 』動物園の動物の子どもを紹介しているが軽快で読みやすい。2022/06/30
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