出版社内容情報
ストックホルムのある家の窓ぎわに,末っ子のリッレブルールが立っていました.すると,背中にプロペラをつけた小さな太った男の人が空をとんできました.それがくいしんぼうのカールソンでした.
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
頼ちゃん
6
大人になってしまったせいか、カールソンが好きになれない。子どもの時読んだら面白かったのかなあ。2020/03/22
ゆりこ
3
初読み!カールソンは、ドラえもんとか、ハットリくんみたいな人ではないキャラクターですが、おじさんだし、常識がないし、食い意地がはっていて、優しいとは言えないし、自分勝手だし、いいところが今一つない。そんなカールソンのことが大好きな少年リッレブルール。どこがそんなに魅力的なのか?!とは思うけども、そんなところも面白かったです。でもピッピの方が断然すきです。2015/01/30
志田健治
2
本当にイラつく。なんて不快なおじさんなんだと思いました(笑) だからこそリッレブルールくんが心底素敵です。カールソンは痛快なところもありますが、まさに奇人変人でついて行けるのはリッレブルールくんぐらいですね。彼は非常識の典型です。思えば少年時代は常識とは別の次元で時が流れます。そのことを思い出しました。だからカールソンおじさんは少年たちにとって憧れの存在なのでしょう。 それにしてもリッレブルールくんのお母さん想いの一場面は美しいです。「お母さんと結婚したい」という純粋な愛情に胸がしめつけられます。2014/05/20
こめんぶくぶく
1
呆れるくらいの天真爛漫さで,ここまで振りキレた変人の「おっさん」(←「こびと」とかでない、ここ重要)がピュアな主人公にまとわりついているって、私としてはその設定がかなり新鮮。それももう60年も前にかかれているんだから、さっすが、リンドグレーン。スウェーデンの懐の豊かさにも嬉しく感じます。2017/06/11
にゃおりん
1
これも子供のころに読んだ本。記録。 カールソン特製の風邪薬(チョコレートとクッキーとキャンディーをミックスする)がうらやましかった。2016/02/02
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