出版社内容情報
「しずくの首飾り」「空のかけらをいれてやいたパイ」「三人の旅人」など,自由奔放な空想のおはなし8編.
内容説明
しずくの首飾りをかけていれば、ローラはどしゃぶりのなかでもぬれないし、広い海も泳いでわたることができましたが…。空とぶアップル・パイ、たまごからかえった家など、自由な空想と、おどろきの魔法がつぎつぎとびだす童話集。小学3・4年以上。
著者等紹介
エイキン,ジョーン[エイキン,ジョーン] [Aiken,Joan]
1924‐2004。イギリスのサセックス州ライに生まれる。幼いころから文学に親しみ、十代の後半から作品を発表しはじめる。1950年代末から本格的な作家活動に入り、1968年に出版された『ささやき山の秘密』でガーディアン賞を受賞。大人向けの探偵小説や、テレビの台本なども手がけ、生涯で出版された本は100冊をこえる
猪熊葉子[イノクマヨウコ]
児童文学者・翻訳家。聖心女子大学名誉教授。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小太郎
36
昔に読んで心に残っていて再読。8篇の作品どれもがイギリスダークファンタジーの系列に繋がる素晴らしい作品でした。一番心に残ったのはエイキンのファンタジーに対する矜持です。「物語とは暇な時間を潰すためだけのちっぽけな空想であってはならない。人類の初めから物語は詩人や呪術師、治療師たちによって人々を癒し、教え、生きているなかで直面し続ける現実に折り合いをつけるための魔法の道具として使われてきた」正しく世界は決して単純な場所じゃないし、そんな不条理な世界に立ち向かうのが物語の力なんだろうと思います。★42026/09/19
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
21
教育出版国語 5年生 【平成27年度教科書著者紹介本 令和2年度教科書著者紹介本】 ローラが生まれた時に、北風がくれた贈り物は、細い銀の木さりで雨粒が3つついてました。北風はローラの誕生日の度に、雨粒を1つくれます。いつもつけている首飾りは、雨粒が増える毎に不思議な力をくれました。 8編の短編集 『 しずくの首飾り / 足ふきの上にすわったネコ / 空のかけらをいれてやいたパイ / ジャネットはだれとあそんだか / 三人の旅人たち / パン屋のネコ / たまごからかえった家 / 魔法のかけぶとん 』2020/08/21
混沌工房
19
海外児童文学再読キャンペーン。図書館で手に取って、タイトルは覚えているけど中身はまったく記憶にない…て目次を見たら『三人の旅人たち』⁉ 砂漠のど真ん中の秘境駅に勤務する三人の駅員の話、ああ、これはおぼえてる。てか、これってこの本に収録されていたのかー…。結局それ以外の話は覚えていなかったけれど、どれも楽しくほっこりするお話ばかりだった。そして何より、影絵調の挿絵の美しいこと!!2026/07/20
mntmt
19
小さなおとぎ話が8編。「三人の旅人」が一番好きだな。国語の教科書に載っていた気がする。2019/06/26
マツユキ
18
教科書に載っているという『三人の旅人たち』が読みたくって。列車が停まる事がない砂漠の駅の三人の駅員の物語。それぞれ旅に出て、見たものは…。予想外のお話でした。他七編を収録。非現実を強く感じるファンタジーですが、読んでいて、心が伸び伸びします。絵も素敵。本好きとしては、『ジャネットはだれとあそんだか』がお気に入り。わくわく。2020/01/02




