内容説明
四季折々の自然の美しさをうたった童謡のなかから、「あめふり」「ゆりかごのうた」「待ちぼうけ」「ペチカ」など、時代をこえて愛唱されてきた150作を選び、透明感あふれる初山滋の挿絵を添えて収めます。小学5・6年以上。
目次
春(かげろう;たあんき、ぽうんき ほか)
夏(すかんぽの咲くころ;子どもの大工 ほか)
秋(風;露 ほか)
冬(待ちぼうけ;きじ射ちじいさん ほか)
いろいろのうた(赤い鳥小鳥;むかしばなし ほか)
著者等紹介
北原白秋[キタハラハクシュウ]
1885‐1942。福岡県柳川に生まれる。1904年、早稲田大学入学。学業のかたわら詩作に励み、詩集『邪宗門』『思ひ出』で名実ともに詩壇の第一人者となる。『桐の花』『雲母集』などの歌集も次々と発表。鈴木三重吉主宰の児童雑誌『赤い鳥』を主舞台に、童謡の新しい世界を拓いた。作品は1200篇にのぼり、山田耕筰、中山晋平など音楽家たちが曲をつけ、今日まで愛唱され続けているものも多い。校歌の作詞も数多く手がけた
与田凖一[ヨダジュンイチ]
1905‐1997。福岡県瀬高町に生まれる。小学校の教師として働きながら、『赤い鳥』に童謡詩を投稿する。22歳のとき上京、白秋に師事する。『赤い鳥』の編集に携わり、28歳で最初の童謡集『旗・蜂・雲』を刊行。詩はもとより、数多くの童話、エッセイを発表しつづける。児童文学賞の選考委員なども務め、幅広く活躍した。絵本『まりーちゃんとひつじ』『せんろはつづくよ』などの翻訳も手がけた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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