内容説明
知りたがりやのゾウくんはリンポポ川へいって、ワニは何を食べるの?と質問しますが、まんまとワニに鼻をかまれてしまいます。ゾウ、ラクダ、カンガルーなど、さまざまな動物がもつ特徴の由来を、あそび心いっぱいに物語る12のお話。小学3・4年以上。
著者等紹介
キプリング,ラドヤード[キプリング,ラドヤード] [Kipling,Rudyard]
1865‐1936。イギリス統治下のインド・ボンベイ(ムンバイ)に生まれ育つ。5歳からイギリスで学校教育を受け、16歳で再びインドへ。ラホールで新聞記者として働くかたわら、詩や小説を書いて発表。25歳でロンドンの文学界デビュー、脚光をあびる。結婚後アメリカへ移り、『ジャングル・ブック』『少年キム』『キプリングのなぜなぜ話』など、子どもの本も執筆。1907年、英語圏の作家として初めてノーベル文学賞を受賞した
藤松玲子[フジマツレイコ]
学習院大学大学院人文科学研究科英文学専攻博士前期課程修了。英語圏の児童文学を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
45
子ども向けのものがたり。でも、大人が読んでも、夢がある。まあ、実際、進化論的にいうと違うのだろうが、こっちのほうがいいかも。2021/06/28
たつや
42
サクッと読める12編のこどものためのなぜなに?のアンサー的本。早速、我が子に聞かせたら、「ふーん」と、そっけない反応でがっかりした。私の話しが下手すぎたか。2016/12/14
seraphim
21
『ジャングル・ブック』のキプリングが、ベッドタイム・ストーリーとして、子どものために書いた本。12編のお話がおさめられている。タイトルになっている、「ゾウの鼻が長いわけ」や「クジラの喉が小さいわけ」などなど、小さいの子どもの「なぜなぜ」欲を満たしてくれそうな、ユニークなお話ばかり。面白い。各短編についている詩やキプリングが自分で描いた挿絵も素敵。挿絵は、ついている説明を読みながら、じっくり眺めてしまった。優しい気持ちになれる素敵なお話だった。2014/11/05
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
『世界で読み継がれる子どもの本100』 https://bookmeter.com/books/16650217 で紹介されていた本。子どものなぜ?という疑問に答えてくれる由来が12話。『 クジラの喉が小さいわけ / 海をうごかしたカニ / ネコが気ままに歩くわけ / 足をふみならしたチョウチョ / ラクダにこぶがついたわけ / サイの皮がゴワゴワなわけ / ヒョウに斑点がついたわけ / ゾウの鼻が長いわけ / カンガルーがカンガルーになったわけ →2021/01/24
月をみるもの
9
ほんとは「ぞうさん」( http://www13.plala.or.jp/nami/elephant.html ) を WEB 上で読んだだけなんだけど、とりあえずメモとして、この本を登録しとく。2019/08/13
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