出版社内容情報
エーミルは、まんまるの青い目に金髪の、天使のような男の子。ところがどっこい、素直な心のままの行動が、数々のごたごたを引き起こしてしまいます。頭をスープ鉢につっこんで抜けなくなったり、景色を見せてやろうと、妹のイーダを旗柱に宙ぶらりんにしたり、すっとんきょうないたずらが、みんなの度肝をぬきます!
内容説明
エーミルは、天使のようにかわいい男の子。ところがどっこい、スープ鉢に頭をつっこんでぬけなくなったり、妹のイーダを旗立て柱に宙ぶらりんにしたり、すっとんきょうなごたごたを、つぎつぎに引き起こしてしまいます!小学2・3年以上。
著者等紹介
リンドグレーン,アストリッド[リンドグレーン,アストリッド][Lindgren,Astrid]
1907‐2002。スウェーデンのスモーランド地方に生まれる。『長くつ下のピッピ』(1945年)で子どもたちの圧倒的な人気を得る。空想ゆたかなファンタジーなど、世界中の子どもたちから愛される多くの作品がある。1958年に国際アンデルセン賞を受賞。作家活動をしながら、長らく児童書の編集者としても活躍
石井登志子[イシイトシコ]
1944年生まれ。同志社大学卒業。リンドグレーン作品の翻訳を数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
17
12月予定の4・6年生のブックトーク授業【テーマ 冬休みに読んでみよう】用に選書。シリーズ第1巻。エーミルは5歳の男の子ですが、いたずらっぷりに共感する子も多そうです。『 5月22日(火曜日)エーミルがスープ鉢に頭をつっこんだ日 / 6月10日(日曜日)エーミルがイーダを旗立て柱にあげた日 / 7月8日(日曜日)エーミルがフルツフレッドの原っぱでうかれさわいだ日 』2019/11/06
千尋
14
『エーミル』シリーズ1巻目*エーミルはいたずら好きの男の子*スープ鉢に頭を突っ込んで抜けなくなったり、妹のイーダにマリアンネルンドの景色を見せるために旗立ての柱に括りつけたり・・*次々といたずらを考えて、周りの人々を巻き込んでいきます*愉快で心が温かくなれる物語**2014/03/16
長くつしたのピッピ
13
何処も行けない今、子どもの頃読みはぐれた本を読もうと購入しているが、世の中の活字離れのせいで読みたい本は版切れや絶版になっていた。こちらもやっとのことで購入。子どもの頃やりたかったいたずらを盛大にしているエーミルに共感。お母さんがいつも見方なのがいい。金髪に大きな青い眼、誰でも一遍にエーミルを好きになる。続編も手に入れたので、ゆっくり子ども時代を回想したい。2020/04/14
ruruti
8
■リンドグレーンの誕生お祝い読書会 11月14日■ で、子供の頃から大好きだったエミールの話を読みました。絵は、昔のままの絵なのに訳者が変わってしまい、慣れ親しんだ言葉が出てこないのが残念。 でも、やはりエーミルの話は楽しいです。2013/11/14
じゅんた
5
小さい頃から大好きなエーミルシリーズ。自分の青い鳥文庫本を紛失して、ナルニア国で絶版ですね、と言われて悲しかったのは何年前やら。岩波文庫から出てたのね〜。イラストが可愛すぎて身もだえしました。エーミールだと思ってたのに、エーミルだったんだねー。2015/11/20