内容説明
“くろて団”のメンバーは、男の子3人と女の子1人、それにリス1ぴき。犯人を追いつめる手ぎわのよさといったら、警察顔負けだ。さあ、あなたも絵をじっくり見ながら、“くろて団”といっしょに4つの事件のなぞを解いてみよう!小学3・4年以上。
著者等紹介
プレス,ハンス・ユルゲン[プレス,ハンスユルゲン][Press,Hans J¨urgen]
1926‐2002。ドイツの子どもの本のイラストレーター、作家。1944年ハンブルクに移り住み、挿絵や漫画を描き始める。1953年より有名な週刊誌「シュルテルン」の子ども欄を担当。『くろ手団は名探偵』は、その人気連載から誕生した。緻密なイラストを持ち味とし、科学もの、パズルなども多く手がけた。息子のユリアン・プレスも作家、イラストレーターとして活躍
大社玲子[オオコソレイコ]
1946年山口県生まれ。青山学院大学文学部英米文学科卒業。在学中から子どもの本の絵を描き始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NAO
53
黒い手形がチームの印のくろて団5人組が謎解きをしながら3つの事件を解決していく物語。作者は、ドイツのイラストレーター。くろて団が事件の捜査をする過程で幾つかのイラストがはさまれていて、読者も一緒に謎解きができるようになっている。簡単なものからちょっと考えないといけないのもあって、子どもだけじゃなく大人も脳トレに丁度いいかも。謎解きをぬきにしても、日本とはちょっと違ったヨーロッパのイラストは見ているだけで楽しい。2025/02/02
たつや
39
間違い探し的な本でしたが絵も上手ですし、イラストのキャラが変われば永遠に書けそうな作品ですね。今なら、妖怪ウォッチやポケモンの、コナンのなど、何でも行けそう2017/01/04
Roko
24
3ページの文章と1ページの絵というパターンで物語が進行していきます。絵の中にヒントがあり、「彼らは何を見つけたのでしょうか?」という質問を探していくという読者参加型なところが楽しいです。レンガ造りの建物、映画の上映案内、郵便列車に積む荷物の山、動物園、隣の建物の非常階段から犯人の部屋を覗く姿などが描かれていたり、薬屋さんで肝油を売っていたリ、警察官の車がビートルだったり、懐かしくて珍しい景色がとってもステキ。2025/03/26
horihori【レビューがたまって追っつかない】
24
子どもの頃に読んだ本。すごく面白かった記憶があって、失念していた題名なんとかひねり出し、見つけました!子どもたちもお気に入り。全然古さを感じない。2017/10/26
mntmt
21
絵の中から、答えを探して、読者も謎解きに参加できるようになっています。3、4年生向きですが、楽しめました。2016/07/04
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