内容説明
やかまし村はスエーデンの小さな農村。クリスマスにはショウガ入りクッキーを焼き、復活祭には卵パーティーで大もりあがり!夏休みには宝物をさがしに湖の島へ。子どもたちの四季おりおりの遊びやくらしを、いきいきと描きます。小学3・4年以上。
著者等紹介
リンドグレーン,アストリッド[リンドグレーン,アストリッド][Lindgren,Astrid]
1907‐2002。スウェーデン南西部のヴィンメルビューに生まれる。小学校の先生や事務員をしながら、執筆活動をはじめ、『長くつ下のピッピ』で子どもたちの圧倒的な人気を得た。1958年に国際アンデルセン賞を受賞
大塚勇三[オオツカユウゾウ]
1921年、中国東北部に生まれる。東京大学法学部卒業。出版社勤務ののち、ドイツ、北欧などの児童文学の翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
53
図書館本。友人からのお勧め。スウェーデンの田舎で暮らすやかまし村の子どもたち。そのイキイキとした姿を描くシリーズの二冊目。四季折々のスウェーデンの風景が子どもならではの視点で描かれていて、読んでいて羨ましくも懐かしい気持ちにさせられる。★★★★☆2021/09/01
syaori
49
やかまし村は、オッレに妹が生まれて、女の子が4人、男の子が3人になりました。リーサときたら、赤ちゃんのケルスティンはまだ喋ることも歩くこともできないからほんとの人間とはいえないなんて言っていますけれども。それにしても、彼らの春夏秋冬の暮らしを眺めるのはなんて楽しいんでしょう。大人も童心に帰ってしまう冬のそり遊び、大晦日の夜更かし、新年のパーティ、エイプリル・フールのだましあいっこ、暗くならない北欧の夏。お母さんのお使いの顛末には笑ってしまいましたけれど、でも苦労の甲斐あって買い忘れがなくて何よりでした。 2017/10/09
olide
21
やかまし村シリーズの2作目。四季を楽しみ、生き生きと過ごす子どもたちの毎日。大晦日の話が載っていたなと思い再読。子どもたちのありふれた日常も、リンドグレーンが書くとどうしてこうも眩しいんだろう。新しい年も大切に過ごしたいと思った。2014/12/31
kanki
19
クリスマス、相手にプレゼントを渡して、喜んでもらうのも、好き♪他の人を幸せにするように努めるんだ♪2021/03/31
mahiro
17
やかまし村のクリスマスの話が好き、子ども達でしょうが入りクッキーを焼き、干しぶどうや木の実の入ったかごやクッキーでもみの木を飾り付け、幸運のプレゼントを運ぶクリスマスの小人の話などスエーデンの農家のクリスマスの素朴な風習が暖かく感じられた。オッレに妹が生まれて女の子達は興味津々だ。 2018/01/20