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岩波少年文庫
カッレくんの冒険 (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784001141221
  • NDC分類 K949
  • Cコード C8397

内容説明

難事件を解決して、一躍名探偵の名声を博したカッレくんは、平穏な夏休みをもてあましていた。ある日、遊び仲間のエーヴァ・ロッタが高利貸し殺人の犯人を見かけたことから、ふたたび大事件にまきこまれ、捜査にのりだす。小学5・6年以上。

著者等紹介

リンドグレーン,アストリッド[リンドグレーン,アストリッド][Lindgren,Astrid]
1907‐2002。スウェーデンのスモーランド地方に生まれる。『長くつ下のピッピ』(1945年)で子どもたちの圧倒的な人気を得る。ほかにも、農村の子どもの生活をユーモラスに描いた「やかまし村」シリーズ、「名探偵カッレくん」シリーズ、空想ゆたかなファンタジーなど、世界中の子どもたちから愛される多くの作品がある。1958年に国際アンデルセン賞を受賞。作家活動をしながら、長らく児童書の編集者としても活躍した

尾崎義[オザキヨシ]
1903‐69(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

50
13歳の仲良し6人が白バラ隊、赤バラ隊となって聖像のありかをめぐって夏休みを満喫中殺人事件に巻き込まれる。白バラ隊のエーヴァ・ロッタが殺人犯と遭遇し、命を狙われる。こう書くとおどろおどろしいが、エーヴァもカッレもアンデスも負けてはいない。勇気と頓智で切り抜ける。何よりいいのは白バラ隊の3人が楽天的な事。怖いからといって閉じこもってはいない。夏休みを目一杯楽しまなくてはと元気いっぱいなのが気持ちいい。ところで今でもスエーデンのクリスマスには豚の頭の丸煮を飾って食べているのだろうか。 2018/09/01

たぬ

33
☆4 カッレくんシリーズ3作品のうちの2作目。砒素の混入関係なく犬にチョコはダメー!と思ったものですが…今回の主役は間違いなくエーヴァ・ロッタ。描写が多いし銃持ちの殺人犯と1対1になるなどとんでもなく危ない状況に陥ってる。普段は出し抜いたり出し抜かれたりの赤バラ軍の連中も事件解決に大いに貢献してるのもいい。友達っていいね。しかしよその家に夜無断で侵入するのはどうかと思うぞ。2022/05/25

ほちょこ

33
カッレくん13歳。中1、と考えるといささか幼稚な感じもするけれど、赤バラ軍vs白バラ軍で宝物争奪戦をやったり、他人のうちに平気で入り込む(不法侵入!)ことをやってのけたり、それはそれは楽しい人生を送っている。でもねぇ、ヒ素が入っていなくても、犬にチョコレートはあげちゃダメなのよ。2018/08/26

Dai(ダイ)

23
そもそもこのシリーズを読み始めたキッカケは、「ミレニアム」の主人公がブルムクヴィストという名前で、もう一人の主人公リスベットから「カッレくん」と呼ばれるシーンがあり、カッレくんとは何ぞや?と興味が湧いたことによる。その時にはリンドグレーンが、有名な「長くつ下のピッピ」と同じ作者であることも知らなかった。そのカッレくんもシリーズ2作目である。正直児童書でもあり、1作目もそれほど面白い物とは感じず、今回も期待はしてなかった。が、何気なく語られる伏線が後半にはまり出すと、なんとも「こすろろてこきろろだ!」2016/10/28

はる

14
図書館本。【勝手にせっせと岩波少年文庫を読む年】まだまだリンドグレーン祭り。なんてことだ!事件だ!表紙のカッレくんに図書館のシールが覆いかぶさって押しつぶしている。聖像は笑ってしまうが、毒入りチョコレートは笑えない。でも名探偵の近くで必ず事件は起こるのだ。少年少女たちのバラ戦争はいつまで続くのだろう。うらやましい夏休み。ちょっと甘パンを分けてほしいくらい!2017/08/02

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