岩波少年文庫<br> 思い出のマーニー〈下〉 (新版)

個数:
電子版価格
¥704
  • 電子版あり

岩波少年文庫
思い出のマーニー〈下〉 (新版)

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年06月19日 05時36分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 234p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784001141115
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8397

内容説明

ある日、マーニーは、無人のさびしい風車小屋でアンナを置き去りにし、姿を消しました。彼女をさがすうちにアンナは、マーニーの思いがけない秘密を知りました…。ドラマチックな体験をした思春期の少女の物語。小学5・6年以上。

著者等紹介

ロビンソン,ジョーン[ロビンソン,ジョーン][Robinson,Joan G.]
1910‐1988。イギリスのバッキンガムシャーに生まれる。学校には行かずに教育は家庭で受け、のちチェルシー・イラストレーター・スタジオで学ぶ。クリスマスカードのデザインの仕事をしていたが、やがて子どものためのお話を書きはじめた

松野正子[マツノマサコ]
創作に『ふしぎなたけのこ』『こぎつねキッコ』、翻訳に、ゼーマンの絵本「ギルガメシュ王の物語」全3冊など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつひめ

103
どんどん先が気になって一気読み。いろんなことがいっぱいありすぎて…登場人物たち同様興奮してしまう。この心の変化をどう表現するのか映画にも興味が湧いてくる。人は一人で生きている訳ではない。そして一人で大きくなった訳でも、親だけに育ててもらった訳でもない。卵の殻のように時にはしっかりと時には白身のようにゆらゆらと守られながら育つんだろうな。読後は少女の心の成長とみんなの生き生きした姿を想像して温かい気持ちになった。謎解きのようにすべてが語られた時には私もドキドキしちゃった(笑)2014/07/30

藤月はな(灯れ松明の火)

95
マーニーを通して自分の固い殻を少しずつ、解いていくアンナ。しかし、ある事実がアンナを混乱させ・・・。子供だった時のどうしようもない境遇の為に感情を押し殺し、孤独にならざるを得ない魂。それでもアンナがマーニーと出逢えた理由やワンタメニーを気にかけてくれる人がいてくれる事などがあるだけで変わることができる。アンナがマーニーと出会えてほんの少し、変われたのと同様にマーニーもあんなに出会えたからこそ、変わろうとできたのだから。2017/11/02

(haro-n)

69
一年越しで下巻に至る。例により姪への誕生日プレゼントにと思案中(笑)。マーニーの謎が解ける後半は、風車小屋の怖い体験や登場人物の変化などの大きな展開が見られるが、雰囲気の不気味な感じは上巻の方が好み。主人公が最後、「“内側”にいるとか“外側”にいるとかってほんとに不思議」と思い、「他の人が一緒にいるとかいないとか、一人っ子だとか大家族の一員だとかいうこととは関係ないこと」で「自分自身の中でどう感じているかによること」だと感じているところが、大人すぎる…と思った。えらく成長している。昔の私に教えたい(笑)。

ちはや@灯れ松明の火

61
ずっと一緒にいたいと願っても、満ち引きする潮に、うなり声を上げる風に、ふたりの手は幾度も離れそうになる。ひとりはこわい、ひとりじゃつらい。この夢がまだ続くようにと祈っても、強い雨がすべてを洗い流していく。つながりも、思い出も、目覚めてしまえば淡くとけて。新たなやしきの住人一家、ひみつのノート、古いボート。なつかしい名前が、ひとりぼっちの苦しみが、伝わってくる。ほんとうはもっと一緒にいたかったと。壁の外側にいたんじゃない、殻の内側にいたんだと。もうひとりじゃない、今はみんながいて、ずっとあなたがいたから。 2014/01/09

吉田あや

60
夢とも空想ともつかずふわふわと不安定な霧の中で進む物語にドキドキしながら、最後は霧がパーっと晴れるように閉じた空間は明るい光の中に晒され、溢れるような祝福に包まれる。子供の頃の心の中の内側と外側。一人でも多くの子供の心が辿りつく未来の場所が辛かったことも幸せに塗り替えてくれるようなそんな温かい素敵な場所だといいな。子供たちの幸せな未来への祈りと、誰もが通り過ぎる自分の中でもがく時間にエールを込めて贈りたい。そんな切なくて優しくてあったかい、誰にでもある心のいつか居た場所の物語。2014/04/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/430553
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品