岩波少年文庫
月曜日に来たふしぎな子

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  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784001141047
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8397

出版社内容情報

いたずらっ子のために大騒動にまきこまれるパン屋さん一家,腕はいいのになまけ癖のある石工,ぶきような陶芸家がお姫さまの心をつかむ話など,イギリスの詩人による楽しいお話6編.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

51
民話風なお話6編。表題作「月曜日に来たふしぎな子」は、現代版あまのじゃくといった感じ。マンデーは、堅物のパン屋さんに育てられた子どもたちが密かに憧れる姿だったなのかもしれない。「おばあさんと四つの音」古い家がたてる音を友だちのように思っているおばあさんに共感した。「エルフィンストーンの石工」は、「大工と鬼六」のイギリス版。民話ではよくあるパターンらしいが、一番盛り上がるはずの場面があまりにもあっさりしすぎ。2025/03/02

たつや

38
六つの短編集。表紙が素晴らしいですね。個人的には二つ目の「おばあさんと四つの音」がすきです。こういう優しい人間になりたいなあ。2017/03/18

ぱせり

8
どのお話からも、型にはまったきちんとした形をほんの少し壊すことで、広がる世界や深まる喜びなどが描かれているようです。楽しかった!どれも好きですが、「おばあさんと四つの音」が一番好き。おばあさんのさややかで幸福な暮らしにすっかりくつろいでしまいました。2010/06/14

topo

7
嵐の月曜日に来た女の子の名はマンデー。しっちゃかめっちゃか嵐のように振り回されて仲良し家族が大混乱。 月曜日は平穏に過ごしたいよねぇと思いつつも面白かった。 他、懐かしい雰囲気の童話五編。 エドワード・アーディゾーニの挿絵も素敵。2023/01/23

bibliophage

7
ごく普通の幸せな家族に突然飛び込んできた、禍とでも言うべき女の子。沢山かき回されて、ある日居なくなってしまう。その時家族は?何だか素敵な後味でした。2015/10/21

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