出版社内容情報
『少女ポリアンナ』から6年後.成長したポリアンナは,ポリーおばさんといっしに滞在先のドイツから帰国した.幼友だちのジミーは見違えるような青年になっており,恋が芽生える.みずみずしい青春編.
内容説明
ポリアンナは、ポリーおばさんといっしょにドイツに6年間滞在して帰国しました。幼友だちのあのジミーが見ちがえるような青年になっていて、ポリアンナを驚かせます。みずみずしい青春ドラマ。『少女ポリアンナ』の続編。小学5・6年以上。
著者等紹介
ポーター,エリナー[ポーター,エリナー][Porter,Eleanor H.]
1868‐1920。アメリカの作家。ニューハンプシャー州生まれ。ボストンで音楽を学び、結婚後、文筆活動に入る。『少女ポリアンナ』は大成功をおさめ、2年後に『ポリアンナの青春』を発表。その人気ぶりは、作者の死後も、数人の作家が続編を書き継いだほどであった
谷口由美子[タニグチユミコ]
山梨県生まれ。児童文学翻訳家
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感想・レビュー
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ほっそ
5
あのポリアンナが、大人になっていく。私の年齢だとそういう展開でも、もううれしくてたまらない。 最後,こんがらがった糸がほぐれていく様子がとても微笑ましいものでした。 解説文を読むと、続きを、別の作家さんが書いたらしい。 村岡花子さんは、ポリアンナに出会った後、アンに出会ったのか・・・ そういう私は、アンに出会ってから、ポリアンナに出会うまでの年月が長かった・・・です。2015/09/09
如月小町
5
少女パレアナの続編を、違う訳者さんで読んでみた。 ポリアンナが、少し大人になって、思ったことのすべてを口にしないことに成長を感じた。でも、ポリアンナが子供の時の前作ほど楽しく感じなかった。生活感とか文化とか、馴染みのないものに違和感を感じてしまったみたいです。2014/12/24
miesha
3
終盤、みんなが恋の勘違いをして、そして全部ハッピーエンドというのがちょっと不自然でした。それに、ペンデルトン氏をかつてポリアンナの母がふったからと言って、ポリアンナが求愛を受けなければ、なんて発想は変だな~。元気いっぱいの少女が大人になっていく過程は素敵でした。2014/09/26
Nami
3
子どもの頃大好きだった「少女ポリアンナ」の続編。「ポリアンナを一服差し上げたいわ」のセリフが良い。「みんなポリアンナから始まった」んですよね。やっぱり「喜ぶゲーム」は偉大です。2014/03/08
せいら
2
ポリアンナが成長してもポリアンナの素敵な部分を変えずにいて安心しました。わたしも心にポリアンナを宿して生きていくぞ………!2020/10/03