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岩波少年文庫
空とぶベッドと魔法のほうき

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  • サイズ B6判/ページ数 341p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784001140767
  • Cコード C8397

出版社内容情報

夏休みに,3人の子どもたちは,修行中の魔女プライスさんに出会います.そして魔法のベッドに乗って,見知らぬ地への冒険へ.『床下の小人たち』の作者による空想物語.

内容説明

夏休みに、おばさんの家にあずけられた3人の子どもたちは、魔法を勉強中の魔女プライスさんに出会います。そして魔法のベッドにのって、見知らぬ地への冒険に出発します。『床下の小人たち』の作者による、ユーモアにみちた空想物語。小学5・6年以上。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たつや

47
魔法ありきの世界観が素晴らしい、プライスさんが素敵。この作品、もっと有名でも良いと思える。 2017/05/23

北風

11
ちょっと若くない女性が魔女になる、話ではなくて、子どもたちが魔法に振り回される毎度毎度のエヴリデイマジック。だいたい展開はわかっているけれど、読んでしまう。しかし、今回は子どもたちがちょっと、ちょっとちょっと。砂の妖精の兄弟たちよりもいらいらしちゃった。なんで、そんなおばかなことするのかしら? 信じてくれないと別っているのに、魔法だなんだと言って、「信じてくれない!」って、お回りさんも困るわこりゃ。2017/10/24

miki

6
小さい頃に読んでから、ずっと覚えていた本です。でも詳細はやっぱり忘れている部分もあって、また楽しめました。プライスさんの人となりがこの物語の魅力だと思います。イギリスの時代と児童文学の歴史を受けて生み出された作品なのだなと、興味そそられました。2013/01/01

ebi_m

4
空を飛ぶ話を探していたので。飛行感は薄いけど、良かった。第二部の過去への飛行編が特に面白い。「床下の小人たち」と相通じる切なさを感じた。2009/06/21

菱沼

3
『床下の小人たち』のシリーズを繰り返し読んでいた著者。小人たちにはまり込んでいたせいか、これは初読。メアリー・ポピンズのようなそつのない不思議ではなく、子どもたちが主体になれる当たり前の不思議さが描かれている。魔女であるプライスさんの人間味が物語を動かしている。しかし、「夏休みの子どもを預かる」という仕事が成り立つということに驚いた。日本にもプライスさんはいないかな。2020/11/13

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