出版社内容情報
南フランスの貧しい農家に生まれたファーブルは,昆虫の生態研究に生涯をかけ,ダーウィンから「たぐいまれな観察家」と呼ばれた.『昆虫記』から自伝的な部分を選んでまとめた.
内容説明
「哲学者のように思索し、芸術家のように観察し、詩人のように感じ表現する、偉大な科学者」と評されるファーブル。有名な『昆虫記』の中から、彼自身が自らの思い出を語っている部分を選んで、1冊の伝記としてまとめた。中学生以上向。
目次
わたしの家系
おさない日の思い出
わたしの学校
貧しい小学教員として
「いざ働かんかな」
虫たちの天国
アンリ・ファーブルの一生…(山田吉彦)