出版社内容情報
ひっこみ思案で気のいいホビット小人が,魔法使いに誘いだされて,竜に奪われた宝を取り返しに旅立ちます.息もつかせぬ大冒険の末,恐ろしい竜との対決が迫ります! 壮大な物語.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
isuzu
2
終盤、家路へ旅立つビルボの挨拶からラストまでが『ホビット』の真骨頂だと思います。『ゆきて帰りし物語』の副題のとおり、帰り道はいとおしい。「お茶は四時。でも、あなた方ならいつでも大歓迎ですとも!」/詩的な気高さをも備えた、優しく暖かい幕引きがなにより素敵。瀬田貞二氏の名訳も含め、間違いなく心に残る物語です。何度読んでもやっぱり大好き!2013/01/23
ロッキンロビン先生
0
上下巻共通で記載。ゆきてかえりしものがたり。スマウグは強大だ!!その後に続く、中つ国全体を巻き込む物語の根源でもあるビルボの冒険のお話です。