出版社内容情報
森に生まれた子ジカのバンビが,ほかの仲間たちや人間たちと交わりながら成長していく姿をいきいきととらえ,動物たちの知恵や喜び悲しみをきめ細かく描いた,動物文学の名作.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱせり
6
その理由はだれも教えてくれない。いまに自分でわかるようになるまで待つ、ということ。感じたことだけを心に留めて。命を守るためにひとりでいなければならないということ。必死で生にしがみつくように生き抜く森の生活の中で、それでも「生きることは美しいことでした」といえるんだ。2010/05/07
とわ
2
江國香織さんが紹介していたので、読んでみました。 ディズニーの楽しげな小鹿のイメージとは全く違うものでした。 バンビが生き抜くための知恵をつけながら大人になる過程を、物語のように、ただし克明に描いた文学作品でした。 生きる楽しさも苦しさも喜びも、気高く美しく感じられました。2018/12/19
チクタク
0
高橋健二さんの旧訳。2014/02/13
東雲
0
5 イタリアの作品だと思ってたけど、違った(たぶん『バンビーノ』の語幹からの勘違い。笑) ディズニーのとは違って、野生の力強さがあっていい。 うぬぼれは愚かだ。 2009/11/11
くもりーな
0
★★★★★