岩波少年文庫<br> オタバリの少年探偵たち

岩波少年文庫
オタバリの少年探偵たち

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p
  • 商品コード 9784001120523
  • NDC分類 K933

出版社内容情報

オタバリ市の通称「どかん場」とよばれる焼け跡で戦争ごっこに夢中だった少年たちは,ぬすまれたお金をさがすうちに悪人をつきとめます.詩学の大家が書いた冒険探偵小説.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Susumu Kobayashi

2
作者セシル・デイ・ルイス(探偵作家ニコラス・ブレイクとしても著名)がフランス映画Nous les gosses (1941)(日本未公開か? 『ぼくら腕白少年』というような意味)に触発されて書いた作品。テッドとトピーをそれぞれ頭にする少年グループが日頃競っていた。テッド隊のニックという少年が学校の窓ガラスを割って、校長先生から弁償するよう言われる。腕白少年たちは協力してお金を稼いで弁償金を作るが、保管した箱の中からお金が消え失せてしまう。腕白少年たちは協力して真犯人を追いつめる。なかなかいい作品だった。2016/04/16

てぃうり

0
脇明子さんの新装版を読んで後の読書。訳が違うと少し感じも変わる。その当時にはそう訳すのが当然であっても、現代ではこうなる、というなんだか時代の変遷というか、時の流れを感じさせてくれた。ラストの校長先生の言葉は、瀬田貞二さんの訳の方が好き。2015/12/06

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