出版社内容情報
デルフィーヌとマリネットがるすばんをしていると,こわいオオカミが現われました…….農場を舞台に2人の姉妹と動物たちとのふしぎな交流を描いた,フランスらしい味わいのお話.
内容説明
デルフィーヌとマリネットが留守番をしていると、オオカミが現われました。2人は何とか追い返そうと、赤ずきんや7ひきの子ヤギの話を始めます…。農場を舞台に2人の姉妹と動物たちとのふしぎな交流を描いた、フランスらしい味わいの短編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムーミン2号
6
マルセル・エーメさん(『壁抜け男』の作者)が書いた楽しい物語集で、舞台は農場。デルフィーヌとマリネットという仲良しの姉妹と農場の動物たちの、時に奇想天外な、時に現実っぽいような物語が9編収められている。ここでは動物たちは普通に人間と会話するが、あくまで動物たちの性質というか、その態様はそのままに描かれているので、ウソっぽさがないように感じ、物語にはスッと入っていけたように思った。さすがのエーメさんで、現実からはちょっと離れながらも奇想の衣はごくさらっとだけ被って出来上がっている物語なので、楽しめる。2020/01/20
やあす
0
古い本をまた読み返し。ひさびさに読んだら面白すぎて帰りのバス停乗り過ごしてしまった。 しかしこの両親はコワイ。2014/12/16