出版社内容情報
人気作家マクリントックが贈る,楽しくゆかいなイソップ絵本.「キツネとツル」「キツネとぶどう」「町のネズミといなかのネズミ」など,おなじみのお話を九つ収録.クラシカルな衣装に身を包んだ動物たちが,ときにユーモラスに,ときに表情たっぷりに,寓話の魅力を味わわせてくれます.読み聞かせにもぴったりの一冊.
内容説明
イソップのおはなしから9話をえらび、子ども向けに再話しました。子どもたちが、19世紀風の衣装をまとった動物のかっこうをして、劇場でおしばいをするという絵本に仕立てています。
著者等紹介
マクリントック,バーバラ[マクリントック,バーバラ][McClintock,Barbara]
米国ニュージャージー州生まれ。19歳で絵本作家を志し、モーリス・センダックのすすめでニューヨークに移る
福本友美子[フクモトユミコ]
公共図書館に勤務した経験をいかして、翻訳、評論など幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小夜風
26
【図書館】バーバラ・マクリントックの描くイソップ寓話。動物の擬人化というより、動物の頭と尻尾を付けた人間みたいに見えるので、違和感があるな~って思いながら読んでいったら、最後に納得!凄いです♪2014/11/19
花林糖
21
バーバラ・マクリントックの19世紀風の衣装を着た、動物達の擬人化された絵が素晴らしくてウットリ。最後の頁を見て色々納得でした。ツルとクジャクの絵が特にお気に入り。2016/01/21
sui
19
イソップの9つのお話。マクリントックさんの絵は、じぃーっと見入ってしまいます。一つ一つのお話が簡潔でわかり易い。19世紀風の衣装をまとったそれぞれの動物たちが、品があって素敵!2016/11/03
たまきら
16
気の利いた挿絵と有名な逸話。でもオタマさんは「このおはなしはいじわるだね」…そうだね。2015/10/29
なると
14
イソップ物語の短いお話の9話が纏められている。お話の最後に教訓のフレーズがあるので子どもにも解りやすい。登場する動物たちを擬人化した素敵な絵でした。最後のページの絵に、親子でオォ~って声を出した。2016/08/30