内容説明
貴州省の施洞を訪れた著者が、直接ミャオ族の古老から聞いた民話。ミャオ族の焼畑耕作などが見られ、とげや竹や山水の種をまきながら逃げる“呪的逃走モティーフ”も描かれています。
著者等紹介
君島久子［キミジマヒサコ］
１９２５年栃木県生まれ。慶應義塾大学卒業。東京都立大学大学院修了。国立民族学博物館名誉教授。中国の中央民族大学および雲南大学名誉教授。中国諸民族の民間伝承を研究。産経児童出版文化賞、日本翻訳文化賞などを受賞
小野かおる［オノカオル］
１９３０年東京生まれ。東京芸術大学油絵科卒業。東京造形大学名誉教授。産経児童出版文化賞、巌谷小波文芸賞などを受賞。新制作協会会員。現在も、壁画デザイン、モニュメントなどの立体作品を制作している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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KAZOO
103
君島さんの中国のお話です。読んでいて面白く感じるのはやはりどこの国にでもあるような話ですね。日本にも天女のような話もあるし、神話の話のような感じもあってこのような比較をするだけでも、各国のおとぎ話を読んでいる価値があると思われます。2015/11/28
pocco＠灯れ松明の火
15
君島先生の本：中国ミャオ族の民話。羽衣伝説は中国から伝承されている。ここの羽衣伝説は日本神話との関連を感じさせるシーンもあって、中国への共感覚える。＞＞どの時代も女性の生きる力は強く、愛は深い。2012/04/15
ヒラP＠ehon.gohon
13
【再読】大人のための絵本2023/02/20
魚京童！
13
あなたの羽衣は、ここにあります。返してほしかったら、どうか妻になってください。2018/10/10
みよちゃん
12
同じ様な話が、各地にある。中国のは、天女と一緒に夫や子どももかえるし、地上に帰って幸せになるのが、良いなあと思う。小野さんの絵も素敵。訳された当時の苦労があとがきに。2017/05/08
