内容説明
動物好きの農夫と3人のむすこは、いつも歌をうたいながら仕事に精を出していました。ところが、何週間も日照りがつづき、たいせつな家畜も畑も失ってしまいます。歌を忘れた父子の心にふたたび希望をもたらしたのは、庭の生け垣。のびてくる枝を見えたとおりの形に刈り込むことでした。深い緑色とさりげない装飾が美しい大型絵本。
著者等紹介
フライシュマン,ポール[フライシュマン,ポール][Fleischman,Paul]
1952年、アメリカのカリフォルニア州生まれ。カリフォルニア大学、ニューメキシコ大学で学ぶ。「Joyful Noise:Poems for Two Voises」(1989)でニューベリー賞、「Bull Run」(1993)でスコット・オデール賞を受賞
イバトゥリーン,バグラム[イバトゥリーン,バグラム][Ibatoulline,Bagram]
ロシア生まれ。モスクワの国立芸術研究所を卒業。絵画、グラフィック・アート、壁画や布のデザインなど幅広く手がける。この絵本は、18・19世紀のアメリカの民俗芸術家たちの作品に影響をうけて描いたという。現在、アメリカのニュージャージー州在住
藤本朝巳[フジモトトモミ]
1953年、熊本県生まれ。フェリス女学院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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