出版社内容情報
しっかり者のスズの兵隊は,かれんなバレエの踊り子に淡い恋ごころを抱きますが,運命のいたずらが待ちうけていました….アンデルセンの不朽の名作が,美しく詩情豊かによみがえります.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小夜風
30
【図書館】子どもの頃に読んだと思うのですが、今読むとこんなにも切ないお話だったのかと、じんわりしました。大冒険の末に元に戻れてあぁ良かった…の後のこの結末…でもスズの兵隊さんの恋は叶ったのかなって思います。どんな時にも誇り高い姿の兵隊さんがとっても素敵でした。2015/03/26
gtn
26
何が幸福なのか、当人にしか分からない。2022/07/25
花林糖
19
(図書館本)マーシャ・ブラウンの絵を目当てで。未読で詳しい内容知らなかったので色々とビックリでした。切なく哀しいお話でした。2015/07/06
ぼんくらぼん
16
【北欧】マーシャ・ブラウン絵、光吉夏弥訳。落ち着いた色調のシックなイラストで、とくに最後のストーブの炎の表現が印象に残る。光吉さんの簡潔な美しい言葉で書かれた翻訳も良かった。2017/02/08
まげりん
13
こんな大冒険だったんだ!こんな片思い感強かったんだ!ハッピーエンドにはない美しさがあるよね〜(o^^o)2016/03/02