出版社内容情報
ある日,ブタ小屋のかたすみで子ブタといっしょにドラゴンの赤ちゃんが生まれました.子どもたちは大よろこび.ちょっとかわりもののユーモラスなドラゴンと,子どもの表情をいきいきと描きます.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロ@いつも心に太陽を!
33
文章がまるで誰かが読み聞かせをしてくれているかのような語り口で、最後の別れの、小さなドラゴンがつめたいはなさきを「わたし」のほっぺにすりつけたというくだりからはかなりキュンときた(´д`*)2013/05/31
小夜風
28
【図書館】ドラゴンが可愛い♪絵が優しくてとっても素敵です。母さんぶたが産んだのは十匹の子ぶたと一匹のドラゴン。母さんぶたはドラゴンにおっぱいをあげないので、私と弟は毎日ドラゴンのお世話をします。ドラゴンの喜怒哀楽の表情も可愛いかった。夕日の色が本当に素敵で、胸がキュウっとします。2014/06/16
ほんわか・かめ
23
《自然と人間の暮らしが近いので本当にあったことかもしれない》と書かれている。本当にリンドグレーンが幼い頃体験したことかもしれないね。10月2日は別れの日。〈1986/岩波書店〉2022/07/09
猪子
22
どこから来てどこへ行くのか?不思議なドラゴンの絵本。最初はちょっと気持ち悪かったけど、次第にドラゴンが可愛く見えてくるから不思議。ドラゴンがつかいのこしのろうそくを主食としているのを初めて知った!2015/02/23
いろ
21
豚小屋に生まれた子豚と共に赤ちゃんドラゴンが!姉弟で世話~別れまでのお話。周りの絵と違いドラゴンだけが どこか漫画チックで違和感。でも,ドラゴンとの日々の触れ合いが愛情深く描かれている事と,愛嬌たっぷりのドラゴンの振る舞いが魅力的。だんだん漫画チックなドラゴンも可愛く感じて来る。時々ドラゴンが訳もなく不機嫌になるエピソードが可愛かったv 最初の頃は子豚と一緒に母豚のお乳を飲むというのもv ドラゴンは何を感じて行ってしまったんだろう。ラストはあっさり,でも切なかった。9歳男児はピッピと違いサラッと一読のみ。2017/06/24