出版社内容情報
ヤギ飼いの少年マウルスは,ある日,シュチーナおばさんの3びきのヤギを連れて山へ行きました.ところが,いたずらヤギたちがまいごになってしまいます.スイスの山の子どもの素朴な生活.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュシュ
19
ヤギ飼いの少年マウルスは、村の人たちのヤギを預かって山に連れて行くのが仕事。ある日、小さな事件が起こるが、マウルスはなんとか自分の力でヤギを連れて村に戻ってくる。シンプルな話だけれど、とても満足できた。村や山の風景の絵が、本物の空気が伝わってくるようで気持ちよかった。少年が自然と生き物を相手にして、時に厳しい状況になっても自分で仕事をやり遂げるというようなことができる環境が羨ましい。最後に、マウルスが「ウルスリのすず」のウルスリとフルリーナの友だちだと知って嬉しかった。2017/05/30
pocco@灯れ松明の火
12
ガリジェ3作目:山羊使いのお話。そう、どこか懐かしいアニメを見ているような気分。2011/10/06
kazu_tea
10
ヤギかいの少年マウルスの健気さや一生懸命さが伝わってきました。ヘリコプターが出てくるところが意外な感じがしましたが、現実にはこうなのかもしれないな〜とも思えました。2014/08/16
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
夏の間、ヤギたちを山に連れていく少年マウルス。シュチーナおばあさんの三匹のヤギは気まぐれで、マウルスは振り回される大冒険…。「アルプスの少女ハイジ」のペーターみたい、と思ったらアニメの参考になっていた絵本でした。2022/12/19
だんまり
3
本日児童研の課題図書。 大きな絵本なのに今まで手に取ることがなかった。 予想以上にいい絵本だなあと思った。スイスの牧歌的な雰囲気漂う絵本。絵の雰囲気がクリスマス的にかわいいなあ。2012/11/22