大型絵本
せいめいのれきし

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5変判/ページ数 76p
  • 商品コード 9784001105513
  • NDC分類 E

出版社内容情報

地球上にいきものが誕生してから,わたしたち人間の時代になるまでの,長い長い生命の発展の歴史を物語ります.詩情あふれる文章とユニークなさし絵からなる,圧巻の絵本.

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

195
せいめいのれきしが開演。太陽が誕生した頃から始まります✨広い宇宙のたった一つの星に光が届きます。はるかなる時が過ぎ海が広がっています。ずっと前から生物はいたのかもしれません。陸を緑で包み青い地球が宇宙に輝きます。灼熱や凍結を経て生命を重ね今があります。夕陽が沈みヒトが火を灯しています。文明が始まります。絵を描いたり音を奏でたり、月を愛で星に願い、夜が明けるまで静かに眠ります。この先の物語は今を生きる私たち次第です✨バートンさんの絵本からはいつも大切な何かが溢れてきます。無数の美しさが微笑んでいるようです。2022/09/11

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

120
『ちいさいおうち』のバージニア・リー・バートンさんが生命の歴史を一幕劇のような構成で描いた絵本。太陽と地球の誕生から数億年の時をかけ生命の営みが始まった。最初のいのちがどこから来たのかは分からないけれど、全ての生き物の根源は一つだったのだ。約1億年の長きにわたって生命の王様だった三葉虫から無脊椎動物、魚類、両生類、爬虫類……。環境に適応できる生き物だけが次の世代にバトンを渡すことができた。1962年の出版だからその後の半世紀で新たな発見もあった。それでも、人間が知っていることはほんのひとすくいに過ぎない。2016/07/09

s-kozy

91
大好きな絵本。何度読んだか分からない。今回は福岡ハカセの「せいめいのはなし」を読んだことに触発され手に取る。地球に生物が生息できる環境ができ、その後、どんな風に進化、適応していったのかのお話。改めて読んでヒト誕生後の大きな環境の変化(絵本の背景がガラリと変わる)に驚いた。あまり焦らずに前進し、地球と共存しなければいけないんだろうな。良作です。2016/06/30

ゆうゆうpanda

52
これ子供の頃に読んだことあるなと…思ったけど勘違いでした。『ちいさいおうち』の作者だからかな?表紙から懐かしい印象を受けたけれど、内容はとても新鮮でした。力作ってこういうことをいうのね。宇宙の誕生から作者の時代までを5幕の芝居仕立てで描いています。みんなが正装して観に来るような本格派の演劇です。口上を言う人の存在によって動物達の大きさが無理なく伝わるし、絵のトーンも統一感があって素敵。最後の方の夕焼けも綺麗でした。照明さんもいい仕事しています。子供から大人まで楽しめるお芝居。いえいえ、名作絵本なのでした。2016/11/04

キジネコ

44
私達はココにいる。どこから来て・・ どこに行くのでしょう。宇宙の誕生とそれ以前を私たちに与えられた人生と比較するとき時間というスケールは殆ど意味をなしません。人は分子を運ぶ船のひとつに過ぎず、時間や空間さえ幻想だとすれば・・ 生と死の間の刹那、与えられた囁かな春秋の歓喜や悲哀の本来の意味とは何でしょう。「人体は自らゼンマイを巻く機械であり、永久運動の生きた見本である」《人間機械論》引用。存在意義をかけた設問の答えを探す大いなる実験室。ココで神の視線と対峙する自覚は、あながち間違いとは言えないかも知れない。2015/04/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/376034
  • ご注意事項

最近チェックした商品