出版社内容情報
「ツバメの歌」は,ポリティのコールテコット賞受賞作.やわらかい色彩の美しい絵本.「ロバの旅」の文章は,ニューベリー賞を受けたクラーク.南米を舞台に,小さなロバの旅を詩情豊かに描きます.
著者等紹介
ポリティ,レオ[ポリティ,レオ][Politi,L.]
1908年カリフォルニア生まれの画家。『ツバメの歌』でコールデコット賞を受賞
クラーク,アン・ノーラン[クラーク,アンノーラン][Clark,A.N.]
1896年ニュー・メキシコ生まれの作家。ニューベリー賞を受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツキノ
20
【ツバメの歌/ロバの旅】1954年12月発行。岩波の子どもの本にこんな作品があったのか!と驚き、ツバメの季節でもあるので読んでみる。2作収録。偶然にもロバの話。【109-651】2022/05/22
gtn
17
「ロバの旅」の一篇。自分を知ってくれる者に会うことほど嬉しいこともなければ、生きがいを感じることもない。ロバがそんな人物に巡り合えたのも、妥協せず、希望を捨てず探し求めた結果だろう、2020/01/12
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
『 ツバメの歌 / ロバの旅 』の2作品。共通するのは故郷を目指していることかな? 【1950年 コールデコット賞】(日本で翻訳された絵本)2023/10/27
fumikaze
9
表題の他に「ロバの旅」を掲載。ツバメもロバも故郷(居場所)を目指して旅をする。私なら決して「誰かのもの」にはなりたくないけれど、そう思っているうちはいつまでもさ迷うことになるのだろうか。人生は旅だ。2019/12/10
いっちゃん
9
後のロバのお話の方が好き。もといた所に帰ってくるのかなと思ってたけど。2014/07/17