岩波の子どもの本<br> 九月姫とウグイス

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岩波の子どもの本
九月姫とウグイス

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  • サイズ A5判/ページ数 1冊(頁/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784001100402
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

出版社内容情報

9月姫は,王さまから金のかごに入ったオウムを贈られました.ところがそのオウムが死んで姫が悲しんでいると,野生のウグイスが飛んできて姫をなぐさめます.文豪サマセット・モームが書いた唯一の童話.

内容説明

タイの国を舞台に、心やさしい九月姫と八人のいじわるな姉さんたちが、歌のじょうずなウグイスをめぐって広げる物語。イギリスの作家モームの唯一の童話。

著者等紹介

モーム,サマセット[モーム,サマセット]
イギリスの作家。1874‐1965
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

117
シャム(いまのタイ)王国の心優しい9番目の姫君と、意地悪な8人の姉たち。サマセット・モームが一篇だけ遺した童話。飼っていたオウムが死んでしまって涙に暮れるお姫様を慰めるように森から飛んできたウグイス。美しい歌声に癒されるほどに、森へ帰ってしまうのが不安になる。でもウグイスは鳥かごの中では歌えない。歌えなければ死んでしまう……。大切な者の幸せを考える優しさと勇気。縛るのではなく、窓を開けておく。そうすれば窓に射し込む光が心を輝かせてくれるはず。1954年初版。クラシカルでエキゾチックな絵も素適な絵本。2016/04/17

masa@レビューお休み中

109
サマセット・モームで知っていることといえば、タイのザ・オリエンタル・バンコクのスイートルームに長期滞在していたことと『月と六ペンス』の作者ということだけだ。それ以外、何も知らない。それにも関わらず、最初に手にした作品が、児童文学の『九月姫とウグイス』で良かったのだろうかと思案してしまった。九月姫とウグイスは出会ってしまいます。心の友、心の拠り所として関係性を築いていきます。でも、互いの想いの量がずれてしまうと…それまでの均衡が崩れてしまうのです。どうあるべきかは、自分たちが決めるということなのでしょうね。2014/02/13

KAZOO

107
お気に入りさんの感想を読んで、図書館から借りてきました。1950年代にサマセット・モームの童話が訳されていたのですね。まさか、と思いましたが読んでみて楽しめました。シャムに生まれた9番目のお姫様がオームを買っていたのですが死んでしまい、その代わりにウグイスが飛んできて、というおとぎ話です。ほかにモームの童話はないのですかね。2022/10/09

ケイ

94
絵がとてもふんわりとして、使われている色もとてもきれいな絵本。舞台はシャム。東南アジアや太平洋の島々を舞台にした話が多いモーム。ここでも、欧州とは違ったシャムの、異国情緒か憧憬のようなものを感じる。閉じ込めて囲うのでなく、相手を尊重して信頼することは難しい。ウグイスとお姫様のステキな関係は、優しくていいなあ。2015/02/25

(C17H26O4)

88
王さま、そんなに何べんも名前を変えられたらかわいそうじゃありませんか。だからひねくれておしまいになったんですよ、一月姫から八月姫まで。なんて思っちゃいますけど、きっと名前せいばかりではなかったのでしょう。九月姫のやさしさにウグイスの歌声がうつくしく応え、それがまた九月姫をいっそううつくしくします。「じぶんのしあわせよりも、じぶんのすきなひとのしあわせを、だいいちにかんがえるのは、とても、むずかしい」それは相手を信頼することにもつながります。大切なことを教えてくれるお話。異国情緒ある装画に惹かれます。2019/09/20

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