岩波の子どもの本<br> 山のクリスマス

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岩波の子どもの本
山のクリスマス

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  • サイズ A5判/ページ数 85p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784001100334
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

出版社内容情報

町の子ハンシは,チロルの山のおじさんの家のクリスマスによばれました.ハンシは,どんなにすばらしい山のクリスマスをすごしたでしょう.著者は,マドレーヌの絵本で有名なコールテコット賞受賞画家.

内容説明

町の子ハンシはチロルの山のハーマンおじさんの家へ、クリスマスをすごしに出かけます。

著者等紹介

ベーメルマンス,ルドウィヒ[ベーメルマンス,ルドウィヒ][Bemelmans,Ludwig]
1898‐1962。オーストリア生まれで、のちアメリカに渡った画家・作家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はる

17
図書館本。クリスマスの次の日から読み始めて何度も読んで大晦日に読み仕舞うことに。冷たい雪の匂い、温かな家の中に漂う甘いお菓子やおだんごのスープの匂い。親元を離れて親戚の家で過ごす休暇の楽しさ。ハンシと一緒に山のクリスマスを過ごせたことがとてもうれしい。そして自分がいとこたちと過ごした夏や冬を思い出して、思わず鼻の奥がつーんとしそうになってしまった。「HANSI」から「山のクリスマス」の邦題。道が空まで続いていたり、雲が道をころがっているなんて!2015/12/31

gtn

13
幼い頃の思い出は、いつまでも色あせず、年を重ねるごとに熟成されていく。大人になった時、たまにそれを取り出し、しみじみと味わう。2019/12/10

ゆるり

13
ずいぶんと昔のお話のようです。オーストリア、チロル地方。お母さんが果物屋の屋台を出している、町の子供ハンシが、冬休みを過ごすため、山のおじさん家へ1人でやられます。初めは、小さい声でしか挨拶できないハンシでしたが、いとこの女の子リーザールとも仲良くなり、活発になっていきます。おひさまと雪にも焼けて、色も黒くなっていきます。山のクリスマスは、それは素敵で!あっという間に冬休みは過ぎて、帰る日に。表紙のハンシは汽車の中から、外を眺めているのかしらね。ちょっとだけ大人になって。2018/12/10

ツキノ

13
小学2、3年生に戻ったつもりで読んでみる。なんとどきどきすることか!ひとりで親戚の山にスキーに行くことになったハンシのクリスマス休暇。朴訥な雰囲気だけれど、楽しい気分にさせてくれる絵も素敵。2016/06/08

ツキノ

11
再読。1953年12月、岩波の子どもの本として第1回の配本。ハンシという男の子がおじさんのいる山の家で過ごす冬。犬のワルドルにスキー板をはかせてすべらせるって…いたずらが過ぎますよ。帰らなければならなくなって、ハンシが自分がシカかワルドルだったらいつまでもここにいられるのに、と思っているのが可笑しくもかわいい。2016/12/19

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