出版社内容情報
留学帰りの漱石が「18世紀英文学」を熱く語る! スウィフトはじめ英詩人や作家を鋭く批評し、当時流行した珈琲店や倶楽部、政治の状況など文学が生まれた土壌も鮮やかに描き出す。若々しいエネルギーに満ちた漱石の原点。
内容説明
「外国文学に向ふ時は如何にしたらよからう」留学帰りの漱石が「十八世紀英文学」を熱く語る若々しいエネルギーに満ちた漱石の原点。
目次
第1編 序言
第2編 十八世紀の状況一般
第3編 アヂソン及びスチールと常識文学
第4編 スヰフトと厭世文学
第5編 ポープと所謂人工派の詩
第6編 ダニエル、デフオーと小説の組立