定本 漱石全集〈第2巻〉倫敦塔ほか・坊っちゃん

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定本 漱石全集〈第2巻〉倫敦塔ほか・坊っちゃん

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  • サイズ B6判/ページ数 592p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000928229
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0393

出版社内容情報

現在と過去がにじみ、夢幻が行きかう霧の倫敦塔。幻想的な古の騎士物語、明るい日常にふと現れる死や幽霊の影、日露戦争で戦死した友人をめぐる神秘的な出会い。愛すべき無鉄砲さで、納得いかない世間にぶつかっていく「坊っちやん」。諧謔をこめつつ美しい筆致で、日常と非日常の交差から人びとの営みを見つめる漱石珠玉の中短編。

内容説明

日常と非日常の交差から人々を描く、瑞々しくうつくしい初期中短編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

29
漱石は笑いを理解している。『吾輩は猫である』を読んで覚えた印象は、『坊っちゃん』で実感となった。とはいえ、笑いが理解できるのと、笑わせられるのとはまた別の話である。漱石は、笑わせる術を知っているのだ。冒頭の主人公の無鉄砲ぶりがおかしいのは、エピソードの愉快さが大きいが、例えば、主人公が生徒に馬鹿にされる黒板の連続する描写などは、その畳み掛けるテンポと、主人公のツッコミによるおかしみが効果的に作用している。この笑いのセンスは、現在でも充分威力を発揮するように思える。(つづく)2017/02/13

たつや

5
十二月中旬過ぎに図書館で借り、ゆっくり読む。「倫敦塔」「カーライル博物館」「幻影の盾」「琴のそら音」「一夜」「薤露行」「趣味の遺伝」「坊っちゃん」を収録。最初は漱石がイギリス留学時のポートレートになるが、相当読みづらい。自分だけかもしれないが、この読みづらさの後の「坊っちゃん」の破壊的な面白さよ。説明不要の面白さ。これぞ、名作である。2025/01/01

白いカラス

3
(定本 漱石全集 第2巻より)琴のそら音、一夜 琴のそら音:悪いことを思い込んでしまうと悪い方へ悪い方へと考え込んでしまうんですね。 一夜:「吾輩は猫である」に、詩人の越智東風君が「一夜」に触れている場面があります。ここでは漱石を「送籍」という作家の名になっており趣がありますね。三人の夢の話はその後どうなったのでしょうね?2024/02/04

白いカラス

3
(定本 漱石全集 第2巻より)カーライル博物館。漱石がカーライルという歴史家の旧邸を訪れたときの話。特に物語性は無し。2024/01/31

白いカラス

3
(2巻の中より倫敦塔)漱石がイギリス留学中に倫敦塔を訪れたときの幻想的な小説。男が持つ刃の音。シュシュと鳴る音やピチピチと火花が散る表現など結構リアルで不気味でした。2024/01/31

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