網野善彦対談集〈2〉多様な日本列島社会

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網野善彦対談集〈2〉多様な日本列島社会

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  • サイズ B6判/ページ数 281p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000928120
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0321

出版社内容情報

司馬遼太郎・宮崎駿・谷川健一・森浩一・坪井洋文・岩本由輝・宮田登・塚本学・二宮宏之・山口啓二――列島社会の地域的な多様性に着目し,単一文化・単一民族という通念を問い直す座談会や,歴史研究が作り出すイメージと創作の関係をめぐる対話など,歴史学・民俗学・考古学・文学の知が交錯し合うダイナミックな議論の記録を収める.

内容説明

日本中世史を中心に列島の歴史像の変革に挑戦し、「日本」とは何かを問い続けた歴史家・網野善彦。日本史はもとより西洋史・文化人類学・考古学・民俗学・文学・芸能など多彩な分野の第一人者たちと語り合った対談・座談の記録を集成する。時代を見つめ、未来を展望する知恵に満ちた、生き生きとした議論がここに甦る。

目次

1 東日本・西日本(谷川健一;坪井洋文)
2 “国家権力史観”を穿つ列島地域史論―社会史研究の具体的前進をめぐって(岩本由輝;塚本学)
3 いま日本史が面白い!(二宮宏之;山口啓二)
4 多様な中世像・日本像―現代日本人の源流をさぐる(司馬遼太郎)
5 東と西―歴史に息づく“地域”の特色(森浩一)
6 民俗学の可能性―民俗学と歴史学の現在(谷川健一;宮田登)
7 「もののけ姫」と中世の魅力(宮崎駿)
8 「関東学」の創造をめざして(森浩一)

著者等紹介

山本幸司[ヤマモトコウジ]
1946年生まれ。慶應義塾大学大学院経済史専攻修士課程修了。出版社勤務を経て、中央大学大学院国史学専攻博士課程単位取得。神奈川大学短期大学部・同大学院歴史民俗資料学研究科教授、静岡文化芸術大学文化政策学部教授を歴任。静岡文化芸術大学名誉教授。専門は日本中世法制史・思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

兵士O

17
(この感想では網野先生と宮崎駿監督の対談に限定します)この対談で印象的だったのが、実証的な網野先生が、宮崎監督が「もののけ姫」の中で、事実として分からない部分を想像力で補って作品にしたという話を、爽快だと褒めていることです。また、その言葉の端々から映画を丹念に観ていることが、対談の中での監督への鋭いツッコミから分かり、その緊張感がビリビリ伝わってきました。例えば、エボシ御前が遊女や白拍子に見えるというような指摘です。それに応えるように、ドデカいタタラ場を作った裏話などを監督も熱く、熱く語っていましたね~。2022/05/24

白義

17
司馬遼太郎や宮崎駿との対談が収録されている時点であまりにつかみが完璧なんだけど、歴史学者視点のもののけ姫評価とか反農民・武士中心史観で気が合う著者と宮崎監督とか普通に雑に読んで面白いのもやっぱり優れている。でも一番いいのはやはり専門の考古学者や民俗学者と語る日本史像の問い直しだ。民俗学や考古学の世界では多様な地域社会の視点が研究には重要となるが過去の学問は必ずしもそうではなかった。歴史学と民俗学を繋げる社会史の構想の重要性、問題意識を著者がこれらの対話から深めていったのがよく分かる。個別の話も面白い一冊だ2020/08/08

牙魔

1
お目当ては宮崎監督との対談で、もちろん面白かったのですが、その他の内容もとても興味深いものでした(年代は2-30年前でやや古いのですが)。東日本と西日本の違い(歴史学者の考え方の違いも含む)やひらがなとカタカナの使い分けなど、へえ~という感じでした2023/10/09

tamioar

1
まさかの、駿。2020/03/25

出原樹音

1
おもしろかった。2018/09/14

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