感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白義
14
著作集版でも通読したのでこちらのレビューも。網野善彦が水産庁から委託されて漁業史の史料を収集していたという解説で、本書の日本海の歴史とでもいうべき海民視点の強さが納得できた。より本格的な構想をしたら日本版ブローデルにもなれたかもしれないが、新書というサイズで読みやすさを優先する代わりにそこまで本格的には展開されなかった物足りなさはある。それでも他によく似た日本史本がなく、現在の研究から見た問題などは気になるが、読み物としての面白さ、読みやすさは抜群だ。著作集版はこの巻に追加論文とかはないので新書だけで十分2020/08/08
T・Shirai
1
数々の歴史考察に関するヒントが散りばめらている。2015/04/27
いちはじめ
1
著者晩年のロングセラー、岩波新書「日本社会の歴史」上中下巻を一巻にまとめる。首をひねりたくなるような記述も散見するが、問題意識の高さと情熱には脱帽2009/09/08
Edd
0
学者って左巻きしかおらんの?(´・ω・`)2016/07/13