出版社内容情報
中型の工業国を対象に価格の理論と国民経済の動きを扱った経済学入門.LSEの経済学概論の教科書でもあり,岩波全書『無資源国の経済学』を改題したもの.ケインズ派の価格形成理論を含んだマクロ経済学の入門書.
内容説明
日英のような「中型工業国」を対象に価格理論と国民経済を扱った経済学教科書。ロンドン大学の講義にも用い、経済学は総合学問であるとの見地から、社会的、制度的、歴史的背景を裏付けにもつ経済理論を説く。岩波全書『無資源国の経済学』(1984年刊)を改題。
目次
第1部 価格の形成(市場と価格;取引所の機能;製造工業と価格;為替レートの決定)
第2部 国民経済の動き(近代工業社会;完全雇用は可能か;財政政策;金融政策)



