出版社内容情報
著者の東アジア世界論の根底には,日本の東洋史学が担うべき課題への強い意識と,歴史とは何かを問う自身のあくなき思いが込められている.歴史理論,人物論,書評等から氏の学問形成の道筋を辿りうる論稿を選び収録.
目次
第1部 歴史意識と歴史認識(碾磑の彼方―華北農業生産力展開史上の一問題;亡霊への畏怖;東洋史学の成立過程と課題 ほか)
第2部 東洋史学の課題(古代史学の現在的意義;古代史学の問題点;中国古代奴婢制の再考察―その階級的性格と身分的性格 ほか)
第3部 東洋史学の水脈(仁井田さんとの最後の旅行;昭和十九年の記憶;邪馬台国九州説の提起―『白鳥庫吉全集』第一巻編集後記 ほか)
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