近藤芳美集〈第9巻〉歌い来しかた

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  • サイズ B6判/ページ数 417p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000923798
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0392

出版社内容情報

「世をあげし思想の中にまもり来て今こそ戦争を憎む心よ」-敗戦直後の混迷期,戦後派歌人の旗手として鮮烈な登場をとげた近藤芳美.現実社会に対する鋭い眼差しと,清新な抒情性をかねそなえたその歌は,歌壇内に止まらず大きな影響を与えてきた.今なお第一線で活躍する著者の,全短歌作品と評論・随筆の代表作を編む.

内容説明

『青春の碑』序篇ともなる幼年期・少年期の追憶をまとめた文章と、他に「未来」その他に発表した青春回想・モスクワ旅行記などの文章をあわせて一冊とした『少年の詩』、『早春歌』から『喚声』までの短歌を引用しながら心の内面史としての戦後史をつづった『歌い来しかた』を収録。

目次

少年の詩―青春の碑序篇(少年の詩―青春の碑序篇;冬の日記;箸・その他;モスクワのことなど;台風前後)
歌い来しかた―わが短歌戦後史(風を切る窓;海の水銀のひかり;凍る水鳥の沼;黄の色の柵;立春の卵 ほか)

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