広松渉著作集 〈第3巻〉 科学哲学

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広松渉著作集 〈第3巻〉 科学哲学

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  • サイズ A5判/ページ数 592p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000920230
  • NDC分類 108
  • Cコード C0310

出版社内容情報

緻密な文献学的考証にもとづく哲学史研究と,人間と社会の歴史的全過程を射程に収めた壮大な哲学体系の構築.廣松渉の思索は,近代という問題系のうちに噴出した理論的・実践的矛盾への果敢なる挑戦であった.『存在と意味』を最高峰とする廣松哲学の全体像を俯瞰し,その体系を構成する学的葛藤の全容を明らかにする著作集.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

白義

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日本の科学哲学のひとつの頂点でしょう。それも科学の機能を問うたり、分析哲学的な科学哲学ではなく、相対性理論や素粒子物理学の成果をそれが認識論や存在論哲学にいかな影響を与えるか、というとこまで踏み込んだタイプの科学哲学。その哲学、科学双方の厳密な理解に重いが明晰な文章、近代科学の思想のパラダイムチェンジを見越した視野の広さ、大きさとどれをとっても最高峰。これを読んだあとだとサイエンス・ウォーズというのがただの空騒ぎに見えてくるほどです。数理に詳しい人でもこの本には納得するのでは2011/07/20

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