丸山眞男集〈第14巻〉一九八六

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  • サイズ A5判/ページ数 392p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000919647
  • NDC分類 081.6
  • Cコード C0331

出版社内容情報

平和と民主主義を根源的に問いつづけた戦後日本最大の知識人,丸山眞男の全作品を編年集成した著作全集.1995-96年の第1次刊行に際しては,戦後問い直しの機運のなかで広範な丸山論ブームが巻き起こった.しかし,戦争体制に急傾斜する今日の危機的な日本社会のなかでこそ,本集は熟読されなければならないだろう.

目次

一九八六年「文明論之概略」を読む(二)(畏怖からの自由―第七章「智徳の行はる可き時代と場所とを論ず」一;どこで規則(ルール)が必要になるか―第七章「智徳の行はる可き時代と場所とを論ず」二
ヨーロッパ文明の多元的淵源―第八章「西洋文明の由来」一
ミドル・クラスの成長と英仏二大革命の背景―第八章「西洋文明の由来」二
「日本には政府ありて国民なし」―第九章「日本文明の由来」一
諸領域における「権力の偏重」の発現―第九章「日本文明の由来」二
維新直後の精神的真空と諸々の対応策―第十章「自国の独立を論ず」一
主権的国民国家の形成へ―第十章「自国の独立を論ず」二
「緒言」と本書の位置づけ)