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丸山真男集〈第3巻〉

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  • サイズ A5判/ページ数 392p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000919531
  • NDC分類 081.6
  • Cコード C0331

出版社内容情報

戦後の第1作「近代的思惟」,論壇に衝撃を与えた「超国家主義の論理と心理」,傑作「福沢における(実学)の転回」「福沢諭吉の哲学」など,戦後丸山眞男の出発点をなす諸作品を収録.

目次

近代的思惟
西田長寿「大島貞益」
超国家主義の論理と心理
何を読むべきか
西欧文化と共産主義の対決―ラスキ「信仰・理性及び文明」について
ラッセル「西洋哲学史」(近世)を読む
若き世代に寄す―いかに学び、いかに生くべきか
陸羯南―人と思想
福沢に於ける「実学」の転回―福沢諭吉の哲学研究序説
科学としての政治学―その回顧と展望〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カメちゃん、KAME

2
丸山さんの弟子が、自分の先生です。丸山政治学の真髄がここにあります。超国家主義~の論文は、敗戦直後の、なんにも資料がない時期、とりわけご自身の軍歴から軍部の思想的な問題など扱い、強烈で≪熱≫がある論文。私は自由民権運動史への関心があります。2000年代、国民国家論が流行って「民権は国権に回収された」云々で騒いでいましたが、それらは丸山さんが1946・7年の段階で指摘している。むしろ民権がもつ思想的課題は、世界史的な問題でありアメリカ建国史を分析して、現在のISテロ戦争に至る西欧思想の問題について現在執筆中2016/04/19

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